在宅認知症高齢者に対するテレビ電話を用いた音楽療法に関する研究

2014 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 25893095
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 高齢看護学
• 研究機関: 名古屋大学
• 研究代表者: 保利 美也子 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70547562)
• 研究期間 (年度): 2013-08-30 – 2015-03-31
• キーワード: 認知症 / 音楽療法 / テレビ電話

研究成果の概要

認知症高齢者に対する非薬物療法は様々に行われており、患者のQOL向上や心理・行動症状（BPSD)の緩和に効果があると報告されている。我々は非薬物療法の中でも多数の効果が報告されている音楽療法に注目した。我々は患者の音楽の好みと音楽能力を考慮してオーダーメイドの音楽CDを作成し、そのCDを基にテレビ電話（Skype)を用いて、慣れ親しんだ在宅において音楽療法的介入を行った。テレビ電話による介入の前後で笑顔度（スマイルスキャン）やBPSD(BEHAVE-AD)の数値に改善傾向がみられた。

自由記述の分野

在宅看護