研究課題
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cAMPシグナルの制御性T細胞に対する作用を解析した結果、制御性T細胞内におけるHeliosの安定性やIL-2発現の抑制に寄与していることが示唆された。また、制御性T細胞によってエフェクターT細胞にcAMPシグナルが伝達されることも示され、それによってエフェクターT細胞からのIL-2産生も抑制されていることが示された。さらに樹状細胞も同様に制御性T細胞によるcAMPシグナル誘導が起こることも明らかとなり、それによってIL-12など炎症性サイトカインの産生が抑制されることも示唆された。
免疫学