今後の研究の推進方策 |
平成26年度 動物モデルを用いた実験 ひきつづきドパミンニューロン特異的なSOD2ノックアウトマウスを十分な数まで増やし、マウスコロニーの作成を続ける。このマウスにおけるDJ-1SOD2蛋白の黒質ドパミンニューロンにおける発現をウエスタンブロット、免疫染色で検討する。ドパミンニューロン特異的なSOD2ノックアウトマウス3か月年齢のマウスで行動解析(オープンフィールドテスト、ロタロッドテスト等)を行う。同マウス脳の生化学的解析(線条体ドパミン定量(HPLC),酸化損傷の解析(oxybloy)),組織学的解析(TH, GFAP,SOD2, DJ-1 染色等)を行う。さらに同マウスの黒質ドパミンニューロンの数をstereology により解析する。 細胞モデルを用いた実験 ドパミンニューロン特異的なSOD2ノックアウトマウス脳よりドパミンニューロンを培養し、ミトコンドリア機能(ミトコンドリア膜電位、mPTPのopening)とニューロンの生存率を検討する。孤発性PDの細胞モデルとして、野生型マウス培養ドパミンニューロンに酸化ストレス(H2O2,MPTP)を負荷し、ミトコンドリア機能を解析する
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