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2014 年度 実績報告書

骨芽細胞におけるBcl-xLの役割

研究課題

研究課題/領域番号 25893182
研究機関長崎大学

研究代表者

河井 洋祐  長崎大学, 病院(歯学系), 助教 (50423629)

研究期間 (年度) 2013-08-30 – 2015-03-31
キーワード骨芽細胞 / アポトーシス / Bclxl
研究実績の概要

Bcl-xL flox/floxマウス新生仔の頭蓋冠から酵素処理にて骨芽細胞を採取し培養を行い、アデノウイルス(adGFP,adCre)を感染させて、骨分化の比較を行った。adCreでBcl-xLをノックダウンさせることにより骨分化はやや促進傾向が見られた。また同時にRANKLの発現もノックダウンにおいて有意に上昇を認めた。OPGの発現は有意差なかったため、RANKL/OPG比は有意に上昇していた。骨形態計測においてもBcl-xL cKOでeroded surface(骨吸収面)が有意に上昇しており、骨芽細胞でのBcl-xLノックアウトにより破骨細胞に影響を与えている可能性が示唆された。
そこで、6-10週齢のBcl-xL flox/floxマウスの長管骨から骨髄マクロファージを回収して、頭蓋冠由来の骨芽細胞と共培養を行い、破骨細胞の形成を観察した。また象牙切片上でも共培養を行い、象牙切片上に形成された吸収窩をヘマトキシリンで染色し面積を測定した。破骨細胞数はノックダウンにて増加傾向を示し、吸収窩も増大傾向を示した。
10週齢のマウスでBcl-xL cKOでは骨量が減少しており、破骨細胞による吸収促進によるものと考えられる。
そのメカニズムに関しては明らかではないが、今後検討を行う予定である。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

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公開日: 2016-06-01  

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