研究課題
研究活動スタート支援
胃粘膜内癌は、粘膜筋板への浸潤を伴わない粘膜内癌(“pT1a1-M”)と粘膜筋板への浸潤を伴う粘膜内癌(“pT1a2-MM”)とに細分しえるが、通常は胃癌取り扱い規約に準じてpT1a(M)として区別されずに評価されている。“pT1a1-M”と“pT1a2-MM”を細分化して評価したところ、“pT1a2-MM”は“pT1a1-M”と比較し、脈管侵襲の有無、リンパ節転移率、ならびにMUC1/DF3の発現がより高率に認められることが確認された。
医歯薬学