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2014 年度 研究成果報告書

孤独感に注目したBPSDに対する非薬物療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25893203
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 精神神経科学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

松岡 照之  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40636544)

研究期間 (年度) 2013-08-30 – 2015-03-31
キーワード孤独感 / BPSD / 認知症
研究成果の概要

高齢者の孤独感などの心理的要因は、認知症の行動・心理症状(BPSD)に影響を与えていると考えられるが、十分には解明されていない。そこで、まず60歳以上で発症した精神病症状(幻覚、妄想)を認める患者の特徴を調べたところ、独居は高齢発症の精神病症状には関与していなかった。次に、認知症患者を対象にして、孤独感とBPSDとの関係性を調べたところ、孤独感もBPSDに関与していなかった。これらから独居生活や孤独感はBPSDに関与していないことが示唆された。しかし、症例によっては孤独感がBPSDに関与しており、それに対する介入により症状が改善していたので、さらなる調査が必要である。

自由記述の分野

老年精神医学

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公開日: 2016-06-03  

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