地域の高齢者と子どもの世代間交流観察評価尺度:高齢者版(CIOS-E)と子ども版(CIOS-C)を開発し,信頼性と妥当性を検証した.暫定版尺度を用いて17プログラムの参加高齢者174名,子ども175名を観察し,探索的ならびに確認的因子分析によりCIOS-Eは【包容】【伝承】【育成】の3因子、CIOS-Cは【継承】【尊重】の2因子を有し,予備調査と本調査の異集団間にて測定不変性が採択された.両尺度のCronbach's alpha=0.79-0.81,観察者間一致率はκ=0.73‐0.88と一定の信頼性と妥当性が示唆された.
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