研究成果の概要 |
女性の出生前診断についての意思決定の現状とその関連因子を明らかにすることを目的に、20~49歳の非妊娠女性を対象に2014年5月にインターネットで質問紙調査を行った。 対象者(1,576名)の平均年齢は35.8±7.8 SDで、「今妊娠したと仮定すると、出生前診断を受検したいか」との設問に対して、『意思決定できている』群[内訳:受検したい872名、受検したくない357名]は1,229名(78.0%)、『意思決定できていない』群は347名(22.0%)であった。また、意思決定の有無にかかわらず、9割の女性が検査費用、受検のメリット・デメリット、診断できる疾患、中絶可能時期等の情報を希望していた。
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