研究課題
本研究の目的は、脳循環代謝評価におけるgold standardである15O標識ガス吸入PET検査において、従来からの限界要因となっていたCBV補正法を改良し、AVM周囲の脳組織における脳循環代謝を詳細に検討することである。平成26年度は脳動静脈奇形患者に対する安静時15O標識ガス吸入PET検査を継続した。PETの撮像法に関して、脳血液量の補正を改良した新法(DBFM法)と従来法(DARG法)との比較を中心にregion of interest解析をおこない、nidusより遠隔部では両検査での測定値に高い相関性を認めたが、nidus近傍ではその相関性が低下し、DARG法で過大評価する傾向であることを確認した。本解析結果を複数の国内学会、研究会で報告した。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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The 33rd Meeting of the Mt. Fuji Workshop on CVD 「脳卒中における脳循環代謝画像のすべてー初心者からエキスパートまでー」
巻: 33 ページ: 未定