研究課題
特別推進研究
本研究は、がん増殖の抑制に関して、アルファ線放出作用を有するアスタチン薬剤による核医学的治療と、合成糖質を用いて免疫を活性化する合成ワクチン療法を組み合わせる独自性の高い研究戦略に基づいており、新しい学術を切り拓くことが期待される。応募者が長年積み上げてきた糖質合成や構造・生理活性解析に関する独自の研究成果を基に、標準アルファ線治療研究を国内で推進する意義は大きい。応募者のこれまでの実績や、確立された研究環境・研究体制からも卓越した研究成果と実用化への展開も十分に期待できる。