人類史の新たな食料生産パラダイムによる「縄文農耕」の再評価

2025 年度 審査結果の所見

• 研究課題/領域番号: 25H00387
• 研究種目: 基盤研究(S)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 大区分A
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 米田 穣 東京大学, 総合研究博物館, 教授 (30280712)
• 研究分担者: 阿部 芳郎 明治大学, 文学部, 専任教授 (10221730) ; 梅崎 昌裕 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30292725) ; 栗島 義明 明治大学, 研究・知財戦略機構(駿河台), 研究推進員(客員研究員) (60445864) ; 樋泉 岳二 明治大学, 研究・知財戦略機構(駿河台), 研究推進員 (20237035) ; 太田 博樹 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (40401228) ; 植月 学 帝京大学, 付置研究所, 教授 (00308149) ; 中沢 道彦 明治大学, 研究・知財戦略機構(駿河台), 研究推進員 (40626032) ; 佐々木 由香 金沢大学, 古代文明・文化資源学研究所, 特任准教授 (70642057) ; 宮内 慶介 明治大学, 研究・知財戦略機構(駿河台), 研究推進員(客員研究員) (20974512) ; 吉岡 卓真 明治大学, 研究・知財戦略機構(駿河台), 研究推進員(客員研究員) (10974579)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31

学術的意義、期待される成果

「共進化・低水準食料生産モデル」を理論的仮説として「縄文農耕論」を検証しようとする本研究の狙いは明確であり、縄文社会の食料生産に関する新たな理解につながることが期待される。国際的に研究が進む動物のみならず、植物に関して「関生」・「半栽培」という日本独自の概念を用いて研究を推進することによって、日本からの本分野に対する国際的な貢献も期待される。