研究課題
基盤研究(S)
固体物性を規定する秩序状態に非従来型のものやその外場誘起が見いだされている中で、個別に実施されていた実験研究を統一的に捉える明快な変換規則を提唱し、それに基づく物質設計指針の有用性を独自の光学測定系と共鳴X線分光法により実証する独創的な研究である。物質合成から計測まで一貫した計画であり、研究遂行により秩序状態の「掛け算」という基礎的なレベルで新しい物質観が開拓されることが期待できる。