研究課題
基盤研究(S)
本研究には、高集積化に向けπ量子ビットがゼロ磁場で動作するため外部から磁場を印加し精密制御する必要がないこと、及び室温側からの配線を減らすことで熱やノイズの流入を防ぎ、超低消費電力である断熱磁束量子パラメトロン(AQFP)回路を低温部での制御回路として用いる手法に独自性がある。また、100万量子ビットの量子計算機の実現は新たな学理構築が期待できる。本研究は我が国の経済安全保障上の観点からも重要な取組であり、これまでの実績に基づいた計画で実現性も高い。