細胞へのセンサー・人工物導入のための生体適合性システムの創製

2025 年度 審査結果の所見

• 研究課題/領域番号: 25H00410
• 研究種目: 基盤研究(S)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 大区分C
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 山西 陽子 九州大学, 工学研究院, 教授 (50384029)
• 研究分担者: 田川 美穂 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 教授 (40512330) ; 原本 悦和 玉川大学, 農学部, 教授 (30540869) ; 平松 光太郎 九州大学, 理学研究院, 准教授 (60783561)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31

学術的意義、期待される成果

応募者が開発した電界誘起気泡インジェクションという細胞への物質導入方法を用いることで、細胞に比較的大きな人工物を導入できるという研究実績を活かしており、独自性が高い。また、生きたまま細胞のセンシングを可能とすることを目指すもので、新たな細胞センシング方法を開発するという挑戦的かつ学術的意義のある研究である。本研究により、広く標的分子の検出が可能になると見込まれる。また、生物研究への波及効果も期待できる。