保護地域・OECM候補地による熱帯林保全効果の大規模完全データに基づく包括的理解

2025 年度 審査結果の所見

• 研究課題/領域番号: 25H00453
• 研究種目: 基盤研究(S)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 大区分K
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 溝上 展也 九州大学, 農学研究院, 教授 (00274522)
• 研究分担者: 太田 徹志 九州大学, 農学研究院, 准教授 (10753717) ; Chicas Santos・Daniel 九州大学, 農学研究院, 助教 (50977973) ; KHIN・THU・WINT・KYAW 九州大学, 農学研究院, 学術研究員 (60980563)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31

学術的意義、期待される成果

本研究は、森林減少・劣化の要因解析をもとに、保護地域や保全地域の指定による森林保全の効果を検討することを目指し、世界的潮流であるグローバルなデータを用いたメタ解析に対して、現地で一次情報を含む膨大なデータを収集し、国ごとに異なる傾向や要因を組み込んで解析する点で学術的な意義は高い。また、森林劣化の評価手法は応募者らが構築してきたもので、独自性が高い。