研究課題
基盤研究(A)
本研究では"動的キラリティーの制御"に焦点を当て、応募者が開発したポリ(キノキサリン-2,3-ジイル)(PQX)の螺旋が形造る動的キラリティによる自己不斉増幅反応の実現、さらには不斉記憶を利用した固相不斉触媒反応など、いずれも達成時の波及効果は大きいと考えられる反応の実現を目指しており、従来非動的キラリティーに立脚していた触媒的不斉合成に新たなパラダイムをもたらすことが期待される。