研究課題/領域番号 |
26220206
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ケミカルバイオロジー
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
上杉 志成 京都大学, 化学研究所, 教授 (10402926)
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研究分担者 |
西川 元也 東京理科大学, 薬学部薬学科, 教授 (40273437)
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研究期間 (年度) |
2014-05-30 – 2019-03-31
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キーワード | ケミカルバイオロジー / 化学プローブ / 細胞治療 |
研究成果の概要 |
本研究では、合成小分子化合物の新しい利用法を提案した。合成小分子化合物でヒト細胞の基本的性質を操作・検出して、細胞治療の効率を高める。本研究で開発した化合物は、近未来、難病の細胞治療に役立つだろう。基礎細胞研究のツールであると同時に、一般国民が熱望する細胞治療に役立つ化合物を創製し、その利用法の原理の証明を行った。
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自由記述の分野 |
ケミカルバイオロジー
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
●テクノロジーブレークスルー 細胞治療の分野に化合物ツールを活かすという新しいコンセプトを提案した。実際、本基盤研究で開発したアノイキス阻害剤は国内化学大手に、KP-1は国内試薬会社に、KY02111は国内ベンチャー企業にライセンスアウトされた。 ●サイエンスブレークスルー 本研究で開発した化合物はいずれも、基礎細胞生物学のツールとなる可能性がある。実際、KP-1やKY02111は試薬として販売され、さまざまな研究者の研究に利用されている。アノイキス阻害剤やTRPA1アゴニストは細胞研究者に個別に分与し、活用されている。
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