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2016 年度 実績報告書

災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて―

研究課題

研究課題/領域番号 26220403
研究機関神戸大学

研究代表者

奥村 弘  神戸大学, 人文学研究科, 教授 (60185551)

研究分担者 古市 晃  神戸大学, 人文学研究科, 准教授 (00344375)
今津 勝紀  岡山大学, 社会文化科学研究科, 教授 (20269971)
伊藤 昭弘  佐賀大学, 地域学歴史文化研究センター, 准教授 (20423494)
佐々木 和子  神戸大学, 地域連携推進室, 特命准教授 (20437437)
内田 俊秀  京都造形芸術大学, 芸術学部, 名誉教授 (30132822)
久留島 浩  国立歴史民俗博物館, 大学共同利用機関等の部局等, 館長 (30161772)
市澤 哲  神戸大学, 人文学研究科, 教授 (30251862)
矢田 俊文  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (40200521)
高橋 修  茨城大学, 人文学部, 教授 (40334007)
三村 昌司  防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工, 人間文化学科, 准教授 (40525929)
胡 光  愛媛大学, 法文学部, 教授 (50612644)
町田 哲  鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (60380135)
天野 真志  東北大学, 災害科学国際研究所, 助教 (60583317)
松下 正和  姫路大学, 教育学部, 准教授 (70379329)
白井 哲哉  筑波大学, 図書館情報メディア系, 教授 (70568211)
阿部 浩一  福島大学, 行政政策学類, 教授 (70599498)
小林 准士  島根大学, 法文学部, 教授 (80294354)
板垣 貴志  島根大学, 法文学部, 准教授 (80588385)
平川 新  宮城学院女子大学, 一般教育部, 学長 (90142900)
研究期間 (年度) 2014-05-30 – 2019-03-31
キーワード地域歴史資料学 / 災害文化 / 東日本大震災 / 災害資料 / 史料保存
研究実績の概要

平成28年度は、年次計画に従い「津波と広域災害に関する歴史資料防災の研究」について集中的に検討するために愛媛で被災地フォーラムを開催した。このフォーラムの公開シンポジウムは第3回全国史料ネット研究交流集会に位置づけ、海溝型地震と津波に対応する日常時の資料防災と緊急時の資料保全について現状と課題を検討するとともに、各地での保全活動について共通認識をより深めた。
4月の熊本地震に対しては、本科研グループの前年度までの成果を踏まえて熊本地震への対応方針について議論した。その上で、神戸大コアグループでは被災地の博物館等の初動対応に対して阪神・淡路大震災以降の地震対応の知見を提供し、情報集約に関する実践的研究を進めた。さらに東北大学・国立歴史民俗博物館等の各研究者が民間所在・未指定史料の所在データ集約の方法論、雨漏り等の水損資料への処置方法論の提供などの方法論的研究を展開した。
地域歴史資料学の研究成果としては、主催の研究会を3度開催した。また、東日本大震災被災地をはじめ各地において、分担者・協力者による被災歴史資料や災害資料の実践的研究を展開し、資料保全論に関する成果を論文や研究会等で発表した。さらに本科研グループの保存科学・博物館連携班を中心として、被災資料のカビ除去に関する根本的方策についての研究や、浸水シミュレーションの文化財防災への活用研究を新たに展開している。
国際的な調査研究活動としては、9月に研究代表者らがアメリカのハーバード大学や国立公文書館等において、海外の資料管理・公開状況と災害アーカイブの現況等について調査した。この成果を踏まえて災害デジタルアーカイブに関する国際的研究会を開催した。
その他の研究活動としては、阪神・淡路大震災以降の地域歴史資料保全に関するデータ整理を進めたほか、市民と協同した地域歴史資料の保全・活用実践事例の調査などの研究を展開した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

東日本大震災の発生によって、この震災に関わる現状と課題への対応が継続しており、本研究ではこの大災害への対応及び阪神・淡路大震災以降の地域歴史資料論の展開を通して、資料保全活動の全国的な広がりや、災害資料保存に対しての認識をより深めた。また、関東・東北豪雨や熊本地震などの新たな災害に対して、本科研研究の蓄積と知見を活かして、多様な歴史文化関係の研究者コミュニティの連携による保全活動と実践的研究が一層進んだ。
それらの成果については、本科研の各研究者が積極的に学会や社会に成果を発信している。とくに本研究において重要な位置にある歴史学研究の分野においては、『歴史学研究』等の主要学会誌に公表され、国際歴史学会への日本の歴史学界の報告書である第四次『現代歴史学の成果と課題』(編集済、5月刊行予定)でも研究代表者が論文を執筆するなど、研究成果が想定以上に展開した。さらに、本科研研究では東日本大震災を中心とする地域歴史資料論の現状と課題について整理し、その成果を国立文化財機構の文化財防災推進事業に反映させることができた。
また、平成27年度に開催した日伊の文化財防災に関する国際会議の成果を踏まえ、平成28年度は文化財防災体制の構築を歴史文化・災害文化形成において位置づけていくために、浸水シミュレーションの文化財防災への活用研究など新たな研究を進展させた。さらに、アメリカでの資料管理・公開状況と災害アーカイブの現況等に関する調査を踏まえて、災害デジタルアーカイブに関する国際的研究会を開催するなど研究の国際的展開を進展させた。以上のことから、当初計画以上の進捗を図ることができた。

今後の研究の推進方策

平成29年度は、これまでの実践的研究から得られた知見を基礎として、地域歴史資料学の国際的な比較研究を行うとともに、災害時の広域対応や資料防災を含めた中間的な試案の提示を行うための研究を進める。
全体としては神戸で国際シンポジウムを開催し、グローバル化のもと特に東日本大震災以降の地域歴史資料をとりまく現状と課題を国際的視点から検討し、地域歴史資料学のさらなる深化を図る。また、中越地震以降の災害時広域対応や災害史研究の蓄積を持つ新潟で被災地フォーラムを開催し、地域歴史資料学と災害史研究の融合について、前年度までの成果を踏まえて本格的・集中的に検討を行う。これらを通じて、地域歴史資料の防災対策や広域対応を含めた中間的な試案の提示を目指す。
東日本大震災被災地では、なお資料保全活動が継続中であり、本研究では引き続き東日本大震災被災地での被災歴史資料と災害資料に関する実践的研究を進め、そこから析出された方法論を、阪神・淡路大震災以降のデータと結合するための研究を行う。また、関東・東北豪雨や熊本地震の被災地においても資料保全はなお進行中であり、熊本では災害資料の収集保存が今後本格化していくことが想定される。本研究では引き続き各地での実践的研究と地域の実情に合わせた技術論の開拓を進め、それらの新たな知見を組み込んだ地域歴史資料学の豊富化を図る。
さらに、保存科学や博物館・図書館関係者等と協力して、資料の科学的な保存方法を地域歴史資料学に組み込むための研究や、地域歴史資料の活用研究も継続して行う。具体的には、被災地での活動の長期化の中で課題化したカビの再発防止策に関する研究、水害シミュレーションの文化財防災への活用に関する研究を進める。
神戸大学コアグループは定期的な検討会を持ち、上記の各研究展開を調整・集約するとともに、ホームページや報告書等の発行を通して研究成果を国内外に発信する。

  • 研究成果

    (69件)

すべて 2017 2016 その他

すべて 雑誌論文 (23件) (うち査読あり 4件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (39件) (うち国際学会 1件、 招待講演 22件) 図書 (6件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 地域歴史文化拠点としての大学の重要性―災害が続く日本列島の中での取り組みから―2017

    • 著者名/発表者名
      奥村弘
    • 雑誌名

      歴史学研究

      巻: 955 ページ: 40-44

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 兵庫県丹波市内での民間所在史料の保存と活用について2017

    • 著者名/発表者名
      松下正和
    • 雑誌名

      社会変容と民間アーカイブズ

      巻: - ページ: 267-298

  • [雑誌論文] 近世徳島藩における紙専売制とその展開2017

    • 著者名/発表者名
      町田哲
    • 雑誌名

      徳島県立文書館研究紀要

      巻: 7 ページ: -

    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 被災史料保全から地域歴史遺産の共有へ―阪神・淡路大震災二〇年から考える―2016

    • 著者名/発表者名
      奥村弘
    • 雑誌名

      市大日本史

      巻: 19 ページ: 1-6

  • [雑誌論文] 記紀・風土記にみる交通2016

    • 著者名/発表者名
      古市晃
    • 雑誌名

      日本古代の交通・交流・情報

      巻: 2 ページ: 2-26

  • [雑誌論文] 「仙台市史」が語る仙台の歴史像2016

    • 著者名/発表者名
      平川新
    • 雑誌名

      市史せんだい

      巻: 26 ページ: 30-43

  • [雑誌論文] 歴史に見る災害と安全2016

    • 著者名/発表者名
      平川新
    • 雑誌名

      環境と安全

      巻: 7巻3号 ページ: 231-234

  • [雑誌論文] 福島県の歴史・文化遺産をめぐる現状と課題2016

    • 著者名/発表者名
      阿部浩一
    • 雑誌名

      財界ふくしま

      巻: 2016年6月号 ページ: 117-124

    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 歴史資料の保全・活用と地域社会―福島県での歴史資料保全活動を通じて―2016

    • 著者名/発表者名
      阿部浩一
    • 雑誌名

      歴史評論

      巻: 794 ページ: 34-46

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 関東・東北豪雨災害 史料レスキュー私記(一)2016

    • 著者名/発表者名
      高橋修
    • 雑誌名

      史料ネット News Letter

      巻: 81 ページ: 4-7

  • [雑誌論文] 関東・東北豪雨災害 史料レスキュー私記(二)2016

    • 著者名/発表者名
      高橋修
    • 雑誌名

      史料ネット News Letter

      巻: 82 ページ: 6-9

  • [雑誌論文] 関東・東北豪雨被災資料の救済・保全活動2016

    • 著者名/発表者名
      高橋修
    • 雑誌名

      日本歴史

      巻: 825 ページ: 79-85

  • [雑誌論文] 原子力災害被災地における地域資料保全の現状と課題―福島県双葉町の事例から―2016

    • 著者名/発表者名
      白井哲哉
    • 雑誌名

      明治大学図書館紀要 図書の譜

      巻: 20 ページ: 1-7

  • [雑誌論文] 過疎化する地域の文化遺産―茨城史料ネットの活動を通して―2016

    • 著者名/発表者名
      添田仁
    • 雑誌名

      日本歴史学協会年報

      巻: 31 ページ: 14-20

  • [雑誌論文] 関東・東北豪雨の水損文書に刻まれた治水の景観―猪瀬太右衛門家と「惣囲堤」―2016

    • 著者名/発表者名
      添田仁
    • 雑誌名

      利根川文化研究

      巻: 40 ページ: 49-57

  • [雑誌論文] 書評『過去を伝える、今を遺す―歴史資料、文化遺産、情報資源は誰のものか』2016

    • 著者名/発表者名
      三村昌司
    • 雑誌名

      神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター紀要 Link

      巻: 8 ページ: 145-151

  • [雑誌論文] 身近な文化財を災害と日常の滅失から守るために2016

    • 著者名/発表者名
      松下正和・内田俊秀・吉原大志・竹本敬市・藤木透・多仁照廣
    • 雑誌名

      翰苑

      巻: 5 ページ: 7-50

    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 阪神淡路大震災から始まった歴史資料ネットと地域への展開―関西地域における震災・水害と文化財防災2016

    • 著者名/発表者名
      松下正和
    • 雑誌名

      平成27年度文化財防災ネットワーク推進事業:九州国立博物館の取り組み

      巻: - ページ: 35-41

  • [雑誌論文] 地名研究の最前線2016

    • 著者名/発表者名
      松下正和
    • 雑誌名

      播磨国風土記:はりま1300年の源流をたどる

      巻: - ページ: 178-196

  • [雑誌論文] 播磨国風土記の成立とその時代2016

    • 著者名/発表者名
      今津勝紀
    • 雑誌名

      播磨国風土記:はりま1300年の源流をたどる

      巻: - ページ: 26-47

  • [雑誌論文] 三並家文書にみる伊予東部の徴祖法2016

    • 著者名/発表者名
      胡光
    • 雑誌名

      日本歴史

      巻: 814 ページ: 62-72

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 中世・近世の城から近代の公園へ2016

    • 著者名/発表者名
      胡光
    • 雑誌名

      城下町と日本人の心性

      巻: - ページ: 397-412

  • [雑誌論文] 史学・経済史学の研究動向2016

    • 著者名/発表者名
      板垣貴志
    • 雑誌名

      年報村落社会研究

      巻: 52 ページ: 244-255

    • 査読あり
  • [学会発表] 東日本大震災と史料保存ネットワーク2017

    • 著者名/発表者名
      奥村弘
    • 学会等名
      シンポジウム「歴史をつなぐ、人をつなぐ―旧気仙郡における被災史料保全活動」
    • 発表場所
      大船渡市魚市場多目的ホール(岩手県・大船渡市)
    • 年月日
      2017-03-04 – 2017-03-04
  • [学会発表] 国府叢書の歴史的背景―加藤家文書にみる今治の歴史―2017

    • 著者名/発表者名
      胡光
    • 学会等名
      国府叢書公開事業報告会
    • 発表場所
      今治市立中央図書館(愛媛県・今治市)
    • 年月日
      2017-02-19 – 2017-02-19
    • 招待講演
  • [学会発表] 記録資料のアーカイブと組織化2017

    • 著者名/発表者名
      白井哲哉
    • 学会等名
      シンポジウム「図書館情報学専門職養成史の再検討」
    • 発表場所
      筑波大学(茨城県・つくば市)
    • 年月日
      2017-02-10 – 2017-02-10
  • [学会発表] 被災文化財の劣化および対策の現状2017

    • 著者名/発表者名
      内田俊秀
    • 学会等名
      公益財団法人体質研究会
    • 発表場所
      京都教育文化センター(京都府・京都市)
    • 年月日
      2017-01-27 – 2017-01-27
    • 招待講演
  • [学会発表] 古文書と村役場の公文書から見えてきた砂川の歴史2017

    • 著者名/発表者名
      白井哲哉
    • 学会等名
      多摩郷土誌フェア関連講演会「砂川の文書研究の可能性」
    • 発表場所
      立川市女性総合センター・アイム(東京都・立川市)
    • 年月日
      2017-01-21 – 2017-01-21
    • 招待講演
  • [学会発表] 歴史文化遺産を守り伝えるために―博物館・大学・学会の役割―2017

    • 著者名/発表者名
      胡光
    • 学会等名
      愛媛県博物館関係職員研修会
    • 発表場所
      愛媛県総合科学博物館(愛媛県・新居浜市)
    • 年月日
      2017-01-13 – 2017-01-13
    • 招待講演
  • [学会発表] 豪商近藤家と市場村の近代―名望家の時代―2017

    • 著者名/発表者名
      奥村弘
    • 学会等名
      小野市好古館講演会
    • 発表場所
      小野市立コミュニティセンターいちば(兵庫県・小野市)
    • 年月日
      2017-01-07 – 2017-01-07
    • 招待講演
  • [学会発表] 14世紀の内乱と赤松氏の台頭2016

    • 著者名/発表者名
      市澤哲
    • 学会等名
      シンポジウム「赤松氏研究の新展開」
    • 発表場所
      大手前大学さくら夙川キャンパス(兵庫県・西宮市)
    • 年月日
      2016-12-17 – 2016-12-17
  • [学会発表] 文書にみる南海地震からの“復興”2016

    • 著者名/発表者名
      町田哲
    • 学会等名
      南海地震史料調査委員会調査報告会
    • 発表場所
      徳島県立文書館講座室(徳島県・徳島市)
    • 年月日
      2016-12-17 – 2016-12-17
  • [学会発表] 関東・東北豪雨の水損文書に刻まれた治水史2016

    • 著者名/発表者名
      添田仁
    • 学会等名
      シンポジウム「災害史研究と資料保存」
    • 発表場所
      新潟大学総合教育研究棟(新潟県・新潟市)
    • 年月日
      2016-12-11 – 2016-12-11
  • [学会発表] 安政2年江戸地震と安政3年台風2016

    • 著者名/発表者名
      矢田俊文
    • 学会等名
      シンポジウム「災害史研究と資料保存」
    • 発表場所
      新潟大学総合教育研究棟(新潟県・新潟市)
    • 年月日
      2016-12-11 – 2016-12-11
  • [学会発表] 東京足立の災害史と郷土史―安政江戸地震を中心に―2016

    • 著者名/発表者名
      三村昌司
    • 学会等名
      シンポジウム「災害史研究と資料保存」
    • 発表場所
      新潟大学総合教育研究棟(新潟県・新潟市)
    • 年月日
      2016-12-11 – 2016-12-11
  • [学会発表] 地域歴史資料の保全と地域住民のかかわり―兵庫県三木市の事例を中心に―2016

    • 著者名/発表者名
      三村昌司
    • 学会等名
      第12回静岡歴史教育研究会
    • 発表場所
      静岡大学人文社会科学部(静岡県・静岡市)
    • 年月日
      2016-12-10 – 2016-12-10
  • [学会発表] 熊本地震を考える2016

    • 著者名/発表者名
      平川新
    • 学会等名
      独立行政法人国立文化財機構「文化財防災ネットワーク推進事業」公開シンポジウム
    • 発表場所
      九州国立博物館(福岡県・太宰府市)
    • 年月日
      2016-12-04 – 2016-12-04
    • 招待講演
  • [学会発表] 被災した史料の救出・保全2016

    • 著者名/発表者名
      白井哲哉
    • 学会等名
      群馬県地域文化研究協議会「歴史文化遺産の保存と活用を考えるシンポジウム」
    • 発表場所
      群馬県生涯学習センター(群馬県・前橋市)
    • 年月日
      2016-11-27 – 2016-11-27
    • 招待講演
  • [学会発表] 資料管理から公共歴史学を考える2016

    • 著者名/発表者名
      市澤哲
    • 学会等名
      九州歴史科学研究会シンポジウム「資料と公共性」
    • 発表場所
      福岡大学(福岡県・福岡市)
    • 年月日
      2016-11-26 – 2016-11-26
    • 招待講演
  • [学会発表] 『播磨国風土記』からみた倭王権の地域編成2016

    • 著者名/発表者名
      古市晃
    • 学会等名
      公開シンポジウム「『播磨国風土記』研究の現代的意義」
    • 発表場所
      明治大学駿河台キャンパス(東京都・千代田区)
    • 年月日
      2016-11-22 – 2016-11-22
    • 招待講演
  • [学会発表] 水損和紙資料(古文書)に発生したカビの放射線殺菌に関する基礎的検討2016

    • 著者名/発表者名
      松下正和
    • 学会等名
      地域連携研究機構・放射線研究センター平成27年度共同利用報告会
    • 発表場所
      大阪府立大学(大阪府・堺市)
    • 年月日
      2016-11-18 – 2016-11-18
  • [学会発表] 地域歴史資料の保存と継承を考える2016

    • 著者名/発表者名
      天野真志
    • 学会等名
      榴ヶ岡老荘大学講座
    • 発表場所
      東北大学(宮城県・仙台市)
    • 年月日
      2016-11-17 – 2016-11-17
    • 招待講演
  • [学会発表] 文化財とは何か2016

    • 著者名/発表者名
      胡光
    • 学会等名
      内子講座
    • 発表場所
      内子町自治センター(愛媛県・喜多郡内子町)
    • 年月日
      2016-11-16 – 2016-11-16
    • 招待講演
  • [学会発表] 佐賀大学地域学歴史文化研究センターの活動について2016

    • 著者名/発表者名
      伊藤昭弘
    • 学会等名
      地域歴史文化大学フォーラム「地域歴史文化継承における大学と研究機関の役割」
    • 発表場所
      神戸大学(兵庫県・神戸市)
    • 年月日
      2016-11-12 – 2016-11-12
  • [学会発表] 双葉町と筑波大学による震災資料保全活動について―震災アーカイブ構築への期待とともに―2016

    • 著者名/発表者名
      白井哲哉
    • 学会等名
      福島県浜通り地区自治体震災アーカイブ勉強会
    • 発表場所
      双葉町役場いわき事務所(福島県・いわき市)
    • 年月日
      2016-10-31 – 2016-10-31
  • [学会発表] 常総市における公文書等の水損被害レスキュー現場から―「歴史的に重要な公文書等を残す」とは、どういう仕事かⅡ―2016

    • 著者名/発表者名
      白井哲哉
    • 学会等名
      平成28年度市町村公文書管理担当者研修会
    • 発表場所
      茨城県立歴史館(茨城県・水戸市)
    • 年月日
      2016-10-27 – 2016-10-27
    • 招待講演
  • [学会発表] 歴史から災害を読み取る2016

    • 著者名/発表者名
      平川新
    • 学会等名
      日本応用地質学会全国大会
    • 発表場所
      仙台市青年文化センター(宮城県・仙台市)
    • 年月日
      2016-10-26 – 2016-10-26
    • 招待講演
  • [学会発表] 古代における婚姻と家族―シミュレーションによる「女」の一生―2016

    • 著者名/発表者名
      今津勝紀
    • 学会等名
      横浜古代史料を読む会
    • 発表場所
      横浜市歴史博物館(神奈川県・横浜市)
    • 年月日
      2016-10-09 – 2016-10-09
  • [学会発表] 三田藩廃藩と福沢諭吉・岩倉具視―華士族再編構想として「学族」論―2016

    • 著者名/発表者名
      奥村弘
    • 学会等名
      日本史研究会大会
    • 発表場所
      立命館大学茨城キャンパス(大阪府・茨木市)
    • 年月日
      2016-10-08 – 2016-10-08
  • [学会発表] 美作の古代史2016

    • 著者名/発表者名
      今津勝紀
    • 学会等名
      美作学講座
    • 発表場所
      美作大学(岡山県・津山市)
    • 年月日
      2016-10-01 – 2016-10-01
  • [学会発表] 福島から図書館の地域資料を見直す2016

    • 著者名/発表者名
      白井哲哉
    • 学会等名
      福島県南高等学校図書館研究会研究協議会
    • 発表場所
      福島県立安積黎明高等学校(福島県・郡山市)
    • 年月日
      2016-09-26 – 2016-09-26
    • 招待講演
  • [学会発表] 播磨国風土記からみた古代播磨と倭王権―紀伊・津守との関係を中心に―2016

    • 著者名/発表者名
      古市晃
    • 学会等名
      「播磨国風土記の世界」第1回講演会
    • 発表場所
      兵庫県立考古博物館(兵庫県・加古郡播磨町)
    • 年月日
      2016-09-22 – 2016-09-22
    • 招待講演
  • [学会発表] 葛城と出雲2016

    • 著者名/発表者名
      古市晃
    • 学会等名
      出雲国シンポジウム「古代出雲とヤマト王権」
    • 発表場所
      松下IMPホール(大阪府・大阪市)
    • 年月日
      2016-09-19 – 2016-09-19
    • 招待講演
  • [学会発表] 歴史的に重要な公文書等を残すこと―茨城県の被災地における取り組みから―2016

    • 著者名/発表者名
      白井哲哉
    • 学会等名
      東京都公文書館・特別区協議会共催セミナー「公文書を守り、伝え、活かす」
    • 発表場所
      東京都区政会館(東京都・千代田区)
    • 年月日
      2016-09-02 – 2016-09-02
    • 招待講演
  • [学会発表] 立ち直る力―歴史にみる災害と復興―2016

    • 著者名/発表者名
      平川新
    • 学会等名
      農業農村工学会大会
    • 発表場所
      江陽グランドホテル(宮城県・仙台市)
    • 年月日
      2016-08-30 – 2016-08-30
    • 招待講演
  • [学会発表] “Memory” preservation activity of disaster areas and its significance:From Hanshin-Awaji Earthquake to the Great East Japan Earthquake2016

    • 著者名/発表者名
      Hiroshi Okumura
    • 学会等名
      国際考古学会議第8回京都大会
    • 発表場所
      同志社大学(京都府・京都市)
    • 年月日
      2016-08-29 – 2016-08-29
    • 国際学会
  • [学会発表] 宮城県における民間所在資料の災害対応2016

    • 著者名/発表者名
      天野真志
    • 学会等名
      文化財保存支援機構平成28年度「文化財の危機管理セミナー」
    • 発表場所
      東北大学(宮城県・仙台市)
    • 年月日
      2016-08-07 – 2016-08-07
    • 招待講演
  • [学会発表] 東日本大震災5年―被災歴史資料保存の現状と課題を阪神・淡路大震災から考える2016

    • 著者名/発表者名
      奥村弘
    • 学会等名
      第16回地域防災フォーラム「災害復興~未来のための生活再建支援」
    • 発表場所
      岩手大学(岩手県・盛岡市)
    • 年月日
      2016-08-03 – 2016-08-03
    • 招待講演
  • [学会発表] 地域歴史資料の防災ネットワーク構築の手法としての「文化財防災意見交換会」2016

    • 著者名/発表者名
      天野真志・吉原大志・内田俊秀・甲斐由香里・芳賀文絵・田井東浩平
    • 学会等名
      第38回文化財保存修復学会大会
    • 発表場所
      東海大学(神奈川県・平塚市)
    • 年月日
      2016-06-26 – 2016-06-26
  • [学会発表] 個人文書群の目録編成に関する研究―小野増平文書と馬場重徳文書の比較を通して―2016

    • 著者名/発表者名
      恩田怜・白井哲哉・大原司・吉田右子
    • 学会等名
      情報メディア学会第15回研究大会
    • 発表場所
      筑波大学(茨城県・つくば市)
    • 年月日
      2016-06-21 – 2016-06-21
  • [学会発表] 被災資料を救う、 震災資料を残す―茨城と福島(双葉町)での経験から―2016

    • 著者名/発表者名
      白井哲哉
    • 学会等名
      ふくしま震災遺産保全プロジェクト・福島県文化振興財団文化財講演会「震災遺産と文化財を考える」
    • 発表場所
      福島県文化財センターまほろん(福島県・白河市)
    • 年月日
      2016-06-05 – 2016-06-05
    • 招待講演
  • [学会発表] 1611年慶長津波と仙台領の復興2016

    • 著者名/発表者名
      平川新
    • 学会等名
      東北歴史博物館友の会
    • 発表場所
      東北歴史博物館(宮城県・多賀城市)
    • 年月日
      2016-04-24 – 2016-04-24
    • 招待講演
  • [図書] 阪神・淡路大震災資料集Ⅱ 住吉の記憶「住吉西区と阿弥陀寺」2017

    • 著者名/発表者名
      一般財団法人住吉学園住吉歴史資料館編(奥村弘・佐々木和子他共同執筆)
    • 総ページ数
      115
    • 出版者
      一般財団法人住吉学園住吉歴史資料館
  • [図書] ふるさとを想う まもる つなぐ~地域の大学と町役場の試み~2017

    • 著者名/発表者名
      富岡町・福島大学・福島大学うつくしまふくしま未来支援センター編
    • 総ページ数
      118
    • 出版者
      富岡町・福島大学・福島大学うつくしまふくしま未来支援センター
  • [図書] 歴史資料でよむ久喜市ゆかりの人物ブックレット2 静御前の伝承2017

    • 著者名/発表者名
      白井哲哉監修
    • 総ページ数
      59
    • 出版者
      久喜市教育委員会
  • [図書] 四国霊場第五十一番札所石手寺総合調査報告書2017

    • 著者名/発表者名
      胡光
    • 総ページ数
      180
    • 出版者
      愛媛大学法文学部附属四国遍路・世界の巡礼研究センター
  • [図書] 地域の記録と記憶を問い直す―武州山の根地域の19世紀―2016

    • 著者名/発表者名
      白井哲哉・須田努編
    • 総ページ数
      394
    • 出版者
      八木書店
  • [図書] 播磨の災害史―地震を中心に2016

    • 著者名/発表者名
      松下正和
    • 総ページ数
      64
    • 出版者
      姫路大学
  • [備考] 基盤研究(S)「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立」webページ

    • URL

      http://www.lit.kobe-u.ac.jp/~chiiki/

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公開日: 2018-01-16  

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