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2018 年度 研究成果報告書

がん免疫病態の個体差の解明とその制御による個別化がん治療の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26221005
研究種目

基盤研究(S)

配分区分補助金
研究分野 腫瘍治療学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

河上 裕  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (50161287)

研究協力者 谷口 智憲  
大多 茂樹  
塚本 信夫  
研究期間 (年度) 2014-05-30 – 2019-03-31
キーワードがん治療 / 個別化治療 / 複合免疫療法 / 免疫病態 / 免疫制御
研究成果の概要

がんに対する免疫の状態には個人差があり、免疫療法も含めて広くがん治療の効果に関係するが、その原因や重要性は分かっていなかった。本研究では各種新技術(遺伝子・免疫・腸内細菌解析など)を駆使して、各種がんの免疫サブタイプを明らかにした。同時に新しく作製したサブタイプに応じたマウス腫瘍やヒト化マウスモデルを用いて、抗腫瘍免疫を増強する薬物候補を見いだした。本研究成果は腫瘍免疫学の進歩に加えて、効果の高い複合免疫療法の開発に役立つ。

自由記述の分野

腫瘍学、免疫学

研究成果の学術的意義や社会的意義

各種ヒトがんの免疫状態の仕組みとがん治療との関係の解明により、ヒト腫瘍免疫学の発展に貢献できた。また社会で期待されている、治療効果の高い免疫チェックポイント阻害薬を基軸とした複合がん免疫療法の開発に必要なバイオマーカーの同定や治療標的の同定と治療薬の開発につながる研究成果が得られ、今後のがん医療の改善に貢献できる。

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公開日: 2020-03-30  

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