マイクロタスク型クラウドソーシングを利用したメディアコンテンツ生成のための基盤技術を開発した。マイクロタスク型クラウドソーシングは、これまで計算機に解けなかった問題を解けるようにする技術として注目を集めている。しかし、主な応用は、自然言語処理や画像認識など、情報の意味の「理解」を人間にゆだねるものが中心であった。本研究では、当該技術を、画像編集や3次元モデリングといったメディアコンテンツの「生成」に利用する方法について研究を行った。具体的には、不特定多数の非専門家による簡単な入力から高度なコンテンツ生成処理を実現するための、作業内容の分割方法や、作業結果の統合方法などについて研究開発を行った。
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