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2019 年度 研究成果報告書

宮内庁書陵部所蔵道蔵を中心とする明版道蔵の調査と研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26244002
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 中国哲学・印度哲学・仏教学
研究機関東京大学

研究代表者

横手 裕  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (10240201)

研究分担者 渡辺 麻里子  弘前大学, 人文社会科学部, 教授 (30431430)
李 和書  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 助教 (40784963)
志野 好伸  明治大学, 文学部, 専任教授 (50345237)
KIM JIHYUN  京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 准教授 (20553473)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
キーワード道蔵 / 道教 / 大蔵経
研究成果の概要

本邦の宮内庁書陵部に所蔵される道蔵について、三洞四輔の七部全体を対象とし、各巻ごとに書誌情報等を記載した目録を作成した。またこの道蔵の由来や現在の保存状況、他の道蔵との比較により明らかになったこの道蔵の特長と従来の通行本の問題点等について、報告を作成した。さらに旧窪徳忠氏所蔵の道蔵など国内の他の道蔵や、フランス国立図書館所蔵の海外の道蔵の調査もまとめた。あるいは道蔵と関連の深い国内の仏蔵(大蔵経)についても初歩的な調査を行った。
これらの成果は、最終的に冊子体の目録『宮内庁書陵部所蔵道蔵経目録稿』、および研究報告書『宮内庁書陵部所蔵道蔵を中心とする明版道蔵の調査と研究』に総括した。

自由記述の分野

中国哲学

研究成果の学術的意義や社会的意義

世界に現存する個別の道蔵のセットについて、各巻毎に具体的な書誌データを盛り込んだ目録を作成することはこれまで行われていないので、本研究は世界的にも例がない初の試みであり、今後世界各地に残る道蔵を調査してゆく上での第一歩になったと考えられる。
また、道蔵は道教のみならず様々な分野の文献を含んだ中国文化研究の資料の宝庫であり、この道蔵へアプローチする道筋を多角的に拡張したことは、中国研究全般に対して幅広く意義を有すると言えよう。

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公開日: 2021-02-19  

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