研究課題
基盤研究(A)
パターン形成の根幹を成す空間局在解(以下粒子解)の生成、消滅、衝突ダイナミクス、さらに不均一場との相互作用による多彩なダイナミクスを駆動する機構として、粒子解全体の成す階層構造及びダイナミクス生成の組織中心の果たす役割を明確にし、それらが系の頑健性を支えることを2相対流系および3種反応拡散系に対して示した。具体的には2相対流系における時間周期traveling pulse の分岐論的出自とその衝突ダイナミクスの解明。3種反応拡散系におけるdefectからの自発的なパルス生成、振動テールをもつ粒子解のSnaky構造と不均一場での多彩なダイナミクスの駆動機構を明らかにした。
応用数学