研究課題
研究実施計画がどのように実行されたか以下に示す。平成26年4月-平成27年2月・2台のスクイーズ操作のテレポーテーション装置を作製する。具体的には、広帯域光パラメトリック発振器2台と広帯域ホモダイン検出器2台を作製し、これらを用いて2台のスクイーズ操作のテレポーテーション装置を作製する。-> 100MHzの帯域で動作する2台のスクイーズ操作テレポーテーション装置(ユニバーサルスクイーザー)の作製に成功しその動作を確認した。・共振器を用いた光スイッチを作製する。-> 共振器を用いた光スイッチを作製し、それを用いたオンデマンド単一光子源を動作させることに成功した。平成27年3月・ 平成26年度のまとめを行い、平成27年度の計画を立てる。-> 実施した。・ 平成26年度の成果を論文化する。-> 関連する論文がNature PhotonicsおよびNature Communicationsに掲載された。また、平成26年度の成果の論文執筆を開始した。
2: おおむね順調に進展している
研究実施計画で挙げた課題がほぼすべて達成されているから。
平成26年度に開発に成功した2台のユニバーサルスクイーザーを同期して動作させる方策を考案する。特に、2台のフィードフォワードチャンネルを1つの光学系に統合し、同期の安定化を図る。これらを統合し、量子非破壊相互作用ゲートを実現する。
すべて 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件、 謝辞記載あり 7件) 学会発表 (33件) (うち招待講演 7件) 備考 (1件)
Nature Photonics
巻: オンライン掲載の為なし ページ: オンライン掲載の為なし
10.1038/nphoton.2015.42
Nature Communications
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10.1038/ncomms7665
Phys. Rev. Lett.
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巻: 113 ページ: 223602-1-5
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http://www.alice.t.u-tokyo.ac.jp/