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2017 年度 研究成果報告書

分子回転を利用したリラクサーの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 26248023
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 機能物性化学
研究機関北海道大学

研究代表者

中村 貴義  北海道大学, 電子科学研究所, 教授 (60270790)

連携研究者 久保 和也  兵庫県立大学, 大学院物質理学研究科, 准教授 (90391937)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードリラクサー / 強誘電体 / 分子ローター / 超分子
研究成果の概要

リラクサー誘電率が広い温度範囲で緩やかに変化することから、誘電材料として好適であり、近年活発に研究が進められている。本研究では、分子性化合物に注目し、結晶内での回転や大振幅運動に基づく双極子の配列変化を利用した分子性リラクサーの開拓を行った。その結果、種々の結晶において誘電緩和現象が見られ、特にアダマンタン誘導体とジベンゾ[18]crown-6を組み合わせた結晶ではアダマンタン部分の回転とベンゼン環の変位が連動した分子運動に基づく誘電応答を観察し、これらの系が分子性リラクサー開拓に好適な物質系であることを示した。

自由記述の分野

有機電子材料

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公開日: 2019-03-29  

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