本研究の目標は,コヒーレント光通信技術の発展, 2012年に勧告化されたフレキシブル光周波数グリッド技術,革新的な超大容量光ノード構成技術を有機的に統合し,周波数軸上の利用効率並びにフレキシビリティが最大限利用できる,3桁以上性能指数を向上させた新しいパラダイムのフォトニックネットワークを創出することにある.将来のネットワーク環境に適応したリンク,ノードの条件を導出し,新しいアイデアに基づくネットワーク概念,伝達技術,キーデバイスの実現性・有用性を,試作・評価を含めて実証する.研究手順は,26年度に各々の領域で最も有効と思われる複数の構成について検討の詳細化を行なった.本研究課題は科研Sに引き継がれた.
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