研究課題/領域番号 |
26249107
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
井上 忠信 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 構造材料研究拠点 設計・創造分野 塑性加工プロセスグループ, 分野長 (90354274)
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連携研究者 |
木村 勇次 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 構造材料研究拠点 設計・創造分野 塑性加工プロセスグループ, 主席研究員 (80253483)
邱 海 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 構造材料研究拠点 設計・創造分野 塑性加工プロセスグループ, 主幹研究員 (50391214)
中里 浩二 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 技術開発・共用部門材料加工グループ, 主任エンジニア (10469778)
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研究協力者 |
上路 林太郎 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 構造材料研究拠点 設計・創造分野 塑性加工プロセスグループ, 主幹研究員 (80380145)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 構造・機能材料 / 機械材料・材料力学 / 材料強靭化 / 破壊制御 / 微細組織制御 / き裂伝播挙動 / 低合金鋼 / 結晶粒微細化 |
研究成果の概要 |
構造用金属材料は高強度化することで脆化するため,“強靭な材料”を実現するためのアイデアと共にその実証が常に求められている.本研究では,まず温間域での塑性加工プロセスによって,800MPa級および1800MPa級の壊れにくい高強度鋼を創製した.その後,-196℃から200℃の温度範囲における準静的な3点曲げ試験と数値解析を通じ,き裂の発生条件,およびその後の進展という破壊挙動と組織の関係を検討した.そして,破壊のメカニズム解明とともに,強靭化を実現できる組織設計指針を提示した.強靭な材料は,塑性加工プロセスによって,結晶粒の形態と方位を制御することが重要であることを明らかにした.
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自由記述の分野 |
工学
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