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2017 年度 研究成果報告書

Rif1タンパク質による複製、組換え、修復,転写などの包括的制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26251004
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 分子生物学
研究機関公益財団法人東京都医学総合研究所

研究代表者

正井 久雄  公益財団法人東京都医学総合研究所, ゲノム医科学研究分野, 副所長 (40229349)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード複製タイミング / グアニン4重鎖 / クロマチンループ / 染色体高次構造 / 非相同末端結合 / Rif1タンパク質 / ES細胞 / 転写
研究成果の概要

分裂酵母Rif1はその結合部位(Rif1BS)に保存されるグアニンの連続配列(Rfif1CS)に依存してクロマチンに結合し、その近傍100kbに渡り複製開始を抑制する。・Rif1BSはRif1CSに依存してグアニン4重鎖(G4)を形成する。・精製Rif1は多量体を形成しG4に特異的に結合する。・Rif1はC端に依存して核膜に局在する。・B細胞の免疫グロブリンのクラススイッチ及びT 細胞受容体再編成に要求される。・ES細胞では2細胞期特異的遺伝子群の転写を抑制する。これらから、Rif1はG4結合を介して核膜近傍に、複製、転写、修復などを制御するクロマチンドメインを形成する可能性を提唱した。

自由記述の分野

生化学

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公開日: 2019-03-29  

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