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2016 年度 研究成果報告書

RNA合成酵素複合体の分子構造進化基盤

研究課題

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研究課題/領域番号 26251009
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 構造生物化学
研究機関東京大学 (2016)
国立研究開発法人産業技術総合研究所 (2014-2015)

研究代表者

富田 耕造  東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (00345274)

研究期間 (年度) 2014-06-27 – 2017-03-31
キーワードRNA / 構造 / 反応機構
研究成果の概要

本研究ではtRNA末端を合成するCC-、A-、CCA-付加酵素、翻訳因子と複合体を形成するRNA合成酵素の反応分子機構を明らかにした。CC付加酵素では、tRNAがCC合成過程で酵素上を回転し、転移することによって1つの活性部位で2つのCが付加される機構を明らかにした。また、A付加酵素はtRNA上腕部の長さを測ることによって、末端のAが欠けたtRNAのみにAを付加する機構を明らかにした。また、CCA付加酵素には成熟tRNAと未成熟tRNAを識別する機構があることを明らかにした。さらに、S1蛋白質と複合体を形成するRNA合成酵素では、S1がRNA合成開始に必要である分子基盤を明らかにした。

自由記述の分野

分子生物学、構造生物学

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公開日: 2018-03-22  

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