研究課題
基盤研究(A)
本研究では,DAM遺伝子のバラ科果樹の休眠制御への関与を,形質転換体を用いた機能評価,遺伝解析,ならびに複数のバラ科果樹種における相同遺伝子の発現解析によって解明した.その結果,サクラ属果樹においてDAM遺伝子は休眠制御の主要遺伝因子として働き,休眠を正に制御することを形質転換実験により明らかにした.リンゴではFLCなど他の因子も重要な働きを担っている可能性を示し,休眠制御機構の一端を解明できた.
果樹園芸学