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2019 年度 研究成果報告書

Pin1関連分子群を利用した加齢疾患の予防・診断・創薬

研究課題

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研究課題/領域番号 26252064
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 応用分子細胞生物学
研究機関東京家政大学 (2018-2019)
東北大学 (2014-2017)

研究代表者

内田 隆史  東京家政大学, 生活科学研究所, 研究員 (80312239)

研究分担者 内田 千代子  福島大学, 子どものメンタルヘルス支援事業推進室, 客員教授 (80312776)
今村 博臣  京都大学, 生命科学研究科, 准教授 (20422545)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
キーワードプロリン異性化酵素 / Pin1 / Gas7 / FRET / 癌 / アルツハイマー病 / FRET / ポリフェノール
研究成果の概要

Pin1やGas7が、癌、アルツハイマー病(AD)、糖尿病などの発症や悪性化、または抑制する機構の詳細を解明し、これらの分子を予防、診断、治療に応用する基盤を作った。また、Pin1が幹細胞の分化を促進することを解明し、不妊治療、再生医療に役立てられることを示した。Pin1が細胞内でリン酸化と一酸化窒素の両方の情報伝達に関与していることから、この情報伝達をリアルタイムでイメージングする方法を構築した。また、Pin1活性を阻害する海藻ポリフェノールは肥満・生活習慣病を予防することを示した。

自由記述の分野

応用分子細胞科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

Pin1は、鼻咽腔癌でATF1、髄芽腫でGli1、多種類の癌でFOXO3の転写活性を制御し癌の発症・治療に、AMPK、MAPK、CaMKIIの酵素活性制御により、糖尿病、心疾患、アルツハイマー病(AD)に関与することを解明した。間葉系幹細胞、巨核球前駆細胞、精子幹細胞の分化促進機構を解明した。類似分子のGas7はADの病理であるタウ線維化を抑制することを示した。Pin1構造変化解析系として、c-Myc、TauおよびNO(硝酸・亜硝酸)濃度をイメージングするFRET解析法を構築した。食品中ポリフェノール類のカテキンや藻類ポリフェノール、味噌はPin1活性制御することを解明した。

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公開日: 2021-02-19  

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