研究課題/領域番号 |
26257013
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
池谷 和信 国立民族学博物館, 人類文明誌研究部, 教授 (10211723)
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研究分担者 |
高井 康弘 大谷大学, 文学部, 教授 (00216607)
篠田 隆 大東文化大学, 国際関係学部, 教授 (20187371)
渡辺 和之 阪南大学, 国際観光学部, 准教授 (40469185)
中辻 享 甲南大学, 文学部, 准教授 (60431649)
中井 信介 佐賀大学, 農学部, 准教授 (90507500)
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連携研究者 |
増野 高司 総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 研究員 (40569159)
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研究協力者 |
高木 仁 国立民族学博物館, 人類文明誌研究部, 外来研究員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 牧畜 / 熱帯 / 政治生態学 / 家畜市 / 資源利用 |
研究成果の概要 |
熱帯の家畜生産に関する従来の研究では、乾燥帯の牧畜が注目されることが多く、湿潤帯の家畜飼育の研究は軽視されてきた。本研究では、熱帯アジアを中心とした主として3つの湿潤熱帯地域(アジア、アフリカ、南アメリカ)における家畜飼育・家畜利用に焦点を当てて、そこでの生産活動の実際、および家畜の流通の実態を政治生態学の視点から把握した。その結果、湿潤熱帯地域における家畜飼養形態や流通などの側面で乾燥帯のそれとの共通の特徴が明らかになった。同時にこの地域は、家畜種の多様性、家畜飼養の多様な形、家畜の流通量の大きさなど、乾燥帯の牧畜のそれに比べて地域的多様性、文化的多様性が大きいことが明らかになった。
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自由記述の分野 |
人文地理学、文化人類学
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