発展途上地域における困難な状況にある子どもの教育に関する国際比較フィールド研究

2015 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 26257112
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 澤村 信英 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (30294599)
• 研究分担者: 乾 美紀 (寺尾美紀) 兵庫県立大学, 環境人間学部, 准教授 (10379224) ; 小野 由美子 鳴門教育大学, 学校教育研究科, 教授 (20177273) ; 大塲 麻代 大阪大学, 人間科学研究科, 招へい研究員 (30578828) ; 中村 安秀 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (60260486) ; 吉田 和浩 広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 教授 (70432672) ; 日下部 達哉 広島大学, 教育開発国際協力研究センター, 准教授 (70534072) ; 内海 成治 京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (80283711) ; 川口 純 筑波大学, 人間学系, 助教 (90733329)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: 教育学 / 社会学 / 文化人類学 / 民族学

研究実績の概要

本研究の対象は、障害児や労働をしている子ども、ストリートチルドレン、遊牧民の子ども、難民の子ども、孤児、言語的・民族的あるいは文化的マイノリティの子ども、ならびにその他の不利な状況にある子どもである。この背景には、国連「ミレニアム開発目標（2000年）」を引き継ぐ「持続可能な開発目標（2015年）」において、2030年を目標年として初等教育・中等教育の完全普及を達成するため、このような子どもの就学が大きな課題になっていることがある。
本研究の目的は、アフリカ4か国、中近東2か国、アジア3か国を対象とし、このような子どもを支援する学校（教員）の実践事例を個別に調べ、そのような子どもが生まれ、就学が阻害される要因について、その社会的背景や構造と共に明らかにすることである。不就学の原因を探求するのではなく、学校が果たしている子どもを保護する機能に注目することに特徴がある。
今年度（第2年次）は、前年度の調査結果とその分析をもとに継続調査を行うと共に、9カ国で行う比較研究の枠組みの構築を試みた。継続的に8か国でフィールド調査を行い、海外研究協力者も含め議論を深めるとともに、日本比較教育学会（6月）および国際開発学会（11月）では企画セッションおよびラウンドテーブルをそれぞれ組み、他の研究者とも率直な意見交換を行った。
困難な状況にある人々であるが、自ら学校を設立し、運営するケースがどの国においても見られ、次のような特徴が明らかになった。①個人の意思からはじまる学校の設立、②最貧困層に配慮した学校運営、③学校を結節点とした貧困層にある人々の支えあい、④教員の勤労意欲を高める子どもの教育に対する使命感、⑤就学する子どものコミュニティを変革する意識の高さ。このような結果は、困難な状況にある人々が能動的に学校を設立、自立的に運営し、子どもたちを自ら保護、育成していること示している。

現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

本格的なフィールド調査をほぼ計画通りに実施し、それと並行して研究成果の発表を行い、次年度の調査に対してもフィードバックを行うことができた。

今後の研究の推進方策

中間的な研究成果をもとに、社会・文化的背景から困難な状況にある子どもが生まれる要因など、その構造と特質を分析する。さらに、「国際比較フィールド研究」を行うことの長所、短所についても検討する。

研究成果

• [雑誌論文] マラウイの中等学校における衡平性是正の取り組み―SMCの取り組み成果を中心に― (2016)
  • 著者名/発表者名: 川口純
  • 雑誌名: 教育研究（国際基督教大学教育学研究所） 巻: 58 ページ: 129-136
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] マラウイの中等学校における孤児の就学を支える仕組み－NGOによる支援と学校の取組みに着目して－ (2016)
  • 著者名/発表者名: 日下部光
  • 雑誌名: ボランティア学研究 巻: 16 ページ: 91-104
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] マラウイの中等学校における孤児の就学の意味―困難な状況下での人々の支え合いに着目して― (2016)
  • 著者名/発表者名: 日下部光
  • 雑誌名: 未来共生学 巻: 3 ページ: 269-299
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 紛争の影響下にある子どもの教育機会の保障―シリア難民がトルコで運営する学校の事例から― (2016)
  • 著者名/発表者名: 山本香
  • 雑誌名: 未来共生学 巻: 3 ページ: 213-238
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] ケニア・ナイロビのスラムにおける無認可私立校の運営実態―自立的な学校経営を支える関係者の連帯― (2015)
  • 著者名/発表者名: 澤村信英
  • 雑誌名: アフリカ教育研究 巻: 6 ページ: 70-84
  • オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] トルコにおけるシリア難民による学校運営―教職員の視点からみた学校の役割― (2015)
  • 著者名/発表者名: 山本香・澤村信英
  • 雑誌名: 国際開発研究 巻: 24 (1) ページ: 71-86
  • 査読あり / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Hmong Women and Education: Challenges for Empowerment in the Lao PDR (2015)
  • 著者名/発表者名: Miki INUI
  • 雑誌名: Hmong Studies Journal 巻: 16 ページ: 1-24
  • 査読あり / オープンアクセス
• [雑誌論文] 学生団体による国際教育協力の可能性―ラオス教育支援団体の活動に着目して― (2015)
  • 著者名/発表者名: 乾美紀・梯穂乃香
  • 雑誌名: 国際教育協力論集 巻: 18 (1) ページ: 79-90
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] 貧困・越境がもたらす教育課題―ラオス・サワナケート県の事例を中心として― (2015)
  • 著者名/発表者名: 乾美紀
  • 雑誌名: アフリカ教育研究 巻: 6 ページ: 103-105
  • オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Educational Disparity in Lao PDR: Focus on the Local Perspective (2015)
  • 著者名/発表者名: Miki INUI
  • 雑誌名: Africa Educational Research Journal 巻: 6 ページ: 126-128
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] 発展途上国の低所得層における学校選択をめぐる議論―ケニアのナイロビを事例に― (2015)
  • 著者名/発表者名: 大塲麻代
  • 雑誌名: アフリカ教育研究 巻: 6 ページ: 85-97
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] 無償化後の中等学校における学力向上のための実践―ケニアのメル県を事例に― (2015)
  • 著者名/発表者名: 大塲麻代
  • 雑誌名: 国際教育協力論集 巻: 18 (1) ページ: 25-38
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] Poverty and Education in Rural Bangladesh: A Case Study in a Remote Rural Area (2015)
  • 著者名/発表者名: Tatsuya KUSAKABE
  • 雑誌名: Africa Educational Research Journal 巻: 6 ページ: 124-126
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] 途上国の前期中等教育における学校改善実践に関する国際比較研究―研究の概観 (2015)
  • 著者名/発表者名: 吉田和浩・日下部達哉
  • 雑誌名: 国際教育協力論集 巻: 18 (1) ページ: 1-5
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] バングラデシュにおけるデモクラシー実現と教育の関係性－拡充された教育制度と職業の接続に焦点を当てて (2015)
  • 著者名/発表者名: 日下部達哉
  • 雑誌名: 現代インド研究 巻: 5 ページ: 109-126
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] マラウイにおける孤児の生活と就学 －中等教育の就学継続にかかる事例－ (2015)
  • 著者名/発表者名: 日下部光
  • 雑誌名: 比較教育学研究 巻: 51 ページ: 106-128
  • 査読あり / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] マラウイの中等学校における孤児への就学支援―学校や教師の取組みに着目して― (2015)
  • 著者名/発表者名: 日下部光
  • 雑誌名: アフリカ教育研究 巻: 6 ページ: 108-110
  • オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] Schooling of Orphans and Their Lives in Malawi: A Case Study of Secondary Education (2015)
  • 著者名/発表者名: Ｈｉｋａｒｕ ＫＵＳＡＫＡＢＥ
  • 雑誌名: Ａｆｒｉｃａ Ｅｄｕｃａｔｉｏｎａｌ Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｊｏｕｒｎａｌ 巻: 6 ページ: 120-122
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] 教育からみるシリア難民の生活とコミュニティ―トルコおよびヨーロッパにおける社会関係資本の比較― (2015)
  • 著者名/発表者名: 山本香
  • 雑誌名: 難民研究ジャーナル 巻: 5 ページ: 92-108
  • 査読あり
• [雑誌論文] ケニア共和国キベラ・スラムにおける低額費私立校の役割―教員と保護者の生活者としての視点から― (2015)
  • 著者名/発表者名: 山本香
  • 雑誌名: アフリカ教育研究 巻: 6 ページ: 57-69
  • オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] ケニアにおける中等教育の普及と就学継続の意味―生徒の視点からみた学校の役割― (2015)
  • 著者名/発表者名: 小川未来
  • 雑誌名: アフリカ教育研究 巻: 6 ページ: 133-149
  • 査読あり / オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 長期化した難民状態における人々の「居場所」の役割―イランにおけるアフガニスタン難民の自主的な学校運営を事例に― (2015)
  • 著者名/発表者名: 朝隈芽生
  • 雑誌名: 国際開発研究 巻: 24 (2) ページ: 97-111
  • 査読あり / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] ケニアにおける初等・中等学校生徒の職業志望―将来の夢を形成する背景と学校教育に着目して― (2015)
  • 著者名/発表者名: 水川佐保
  • 雑誌名: アフリカ教育研究 巻: 6 ページ: 26-40
  • オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] ケニアの生徒の自然環境認識と配慮行動―学校教育の影響の検討― (2015)
  • 著者名/発表者名: 國政歩美
  • 雑誌名: アフリカ教育研究 巻: 6 ページ: 41-56
  • オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] 現在南アジアにおける低所得・貧困層の人々と教育―バングラデシュ農村農民、教育への彷徨― (2015)
  • 著者名/発表者名: 日下部達哉
  • 雑誌名: アフリカ教育研究 巻: 6 ページ: 100-103
  • オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] ケニアのスラム地域と学校教育―ノンフォーマル学校の役割― (2015)
  • 著者名/発表者名: 大塲麻代
  • 雑誌名: アフリカ教育研究 巻: 6 ページ: 106-108
  • オープンアクセス / 謝辞記載あり
• [雑誌論文] What Motivates Secondary Schooling in Kenya? A Case Study in Busia County (2015)
  • 著者名/発表者名: Miku OGAWA
  • 雑誌名: Africa Educational Research Journal 巻: 6 ページ: 115-117
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] Dropping out of Primary School in the Slum Areas of Nairobi in Kenya: Exploring the Prosess and the Reasons (2015)
  • 著者名/発表者名: Asayo OHBA
  • 雑誌名: Africa Educational Research Journal 巻: 6 ページ: 117-118
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] The Long-term Impact of Primary Schooling on the Lives of Maasai Women in Kenya (2015)
  • 著者名/発表者名: Nobuhide SAWAMURA
  • 雑誌名: Africa Educational Research Journal 巻: 6 ページ: 118-120
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] Schooling of Orphans and Their Lives in Malawi: A Case Study of Secondary Education (2015)
  • 著者名/発表者名: Hikaru KUSAKABE
  • 雑誌名: Africa Educational Research Journal 巻: 6 ページ: 120-122
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] Conflict-affected Children and the Roles of Schooling: A Case Study of Syrian-managed Schools in Turkey (2015)
  • 著者名/発表者名: Kaoru YAMAMOTO
  • 雑誌名: Africa Educational Research Journal 巻: 6 ページ: 122-124
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] Policy and Practice of Private Schools in India: The Impact of the Right to Education Act (2009) on Educational Disparities (2015)
  • 著者名/発表者名: Yuki OHARA
  • 雑誌名: Africa Educational Research Journal 巻: 6 ページ: 128-130
  • オープンアクセス
• [雑誌論文] The Conformity of an International Education Policy Agenda at the Local Level: A Case Study of Inclsuive Education Policy in Malawi (2015)
  • 著者名/発表者名: Jun KAWAGUCHI and Kazuo KURODA
  • 雑誌名: Africa Educational Research Journal 巻: 6 ページ: 131-132
  • オープンアクセス
• [学会発表] ケニアの中等教育における学校の普及と学習機会の変容―農村部での通学制学校の発展プロセスに着目して― (2016)
  • 著者名/発表者名: 小川未空
  • 学会等名: 2016年国際教育研究フォーラム春季例会
  • 発表場所: 大阪大学
  • 年月日: 2016-03-26
• [学会発表] Educational Disparity by Ethnic and Regional Perspective -Focus on Hmong Women in Lao PDR (2016)
  • 著者名/発表者名: Miki INUI
  • 学会等名: Sixth International Conference for Hmong Studies
  • 発表場所: Concordia University, USA
  • 年月日: 2016-03-19
  • 国際学会
• [学会発表] トルコにおけるシリア難民による学校経営の展開―生徒および教師に果たす学校の機能に着目して― (2016)
  • 著者名/発表者名: 山本香
  • 学会等名: 第48回アジア教育研究会
  • 発表場所: 京都大学
  • 年月日: 2016-03-18
• [学会発表] Roles of Unrecognized Private Schools in Nairobi, Kenya: Collaboration among slum inhabitants to ensure their own educational opportunities (2016)
  • 著者名/発表者名: Nobuhide SAWAMURA and Kaoru YAMAMOTO
  • 学会等名: Comparative and International Education Society (CIES) 2016 Conference
  • 発表場所: Sheraton Wall Centre, Vancouver, Canada
  • 年月日: 2016-03-06 – 2016-03-10
  • 国際学会
• [学会発表] Establishing and Managing an Alternative Education System by Syrian Refugees in Turkey: What makes refugee-run schools operational in non-camp settings? (2016)
  • 著者名/発表者名: Kaoru YAMAMOTO
  • 学会等名: Comparative and International Education Society (CIES) 2016 Conference
  • 発表場所: Sheraton Wall Centre, Vancouver, Canada
  • 年月日: 2016-03-06 – 2016-03-10
  • 国際学会
• [学会発表] ＮＧＯによる難民への教育支援―ケニア・カクマ難民キャンプの事例から― (2016)
  • 著者名/発表者名: 内海成治
  • 学会等名: 国際ボランティア学会第17回大会
  • 発表場所: 久留米大学
  • 年月日: 2016-02-28
• [学会発表] マラウイの中等学校における遺児の就学の実態と意味―困難な状況下での人々の支え合い― (2016)
  • 著者名/発表者名: 日下部光
  • 学会等名: 国際ボランティア学会第17回大会
  • 発表場所: 久留米大学
  • 年月日: 2016-02-28
• [学会発表] 教育からみるシリア難民のコミュニティ比較―トルコおよび欧州において獲得された社会関係資本― (2016)
  • 著者名/発表者名: 山本香
  • 学会等名: 国際ボランティア学会第17回大会
  • 発表場所: 久留米大学
  • 年月日: 2016-02-28
• [学会発表] イランにおけるアフガニスタン難民の学校運営―『居場所』としての学校とその両義性 (2016)
  • 著者名/発表者名: 朝隈芽生
  • 学会等名: 国際ボランティア学会第17回大会
  • 発表場所: 久留米大学
  • 年月日: 2016-02-28
• [学会発表] イランにおけるアフガニスタン難民の学校運営 (2016)
  • 著者名/発表者名: 朝隈芽生
  • 学会等名: 第45回関西イラン研究会
  • 発表場所: 大阪大学
  • 年月日: 2016-01-30
• [学会発表] Confronting Educational Barriers to Refugee Children in Conflict Situations: An autonomous schooling system of Syrians in Turkey (2016)
  • 著者名/発表者名: Kaoru YAMAMOTO
  • 学会等名: Comparative Education Society of Asia (CESA) 10th Biennial Conference
  • 発表場所: De La Salle University, Philippines
  • 年月日: 2016-01-29 – 2016-01-31
  • 国際学会
• [学会発表] アフリカの生活と学校―教育は投資か消費か？ (2016)
  • 著者名/発表者名: 澤村信英
  • 学会等名: 第216回アフリカ地域研究会
  • 発表場所: 京都大学
  • 年月日: 2016-01-21
• [学会発表] 都市で暮らす難民による学校経営の動態と役割―トルコにおけるシリア人生徒の就学に着目して― (2015)
  • 著者名/発表者名: 山本香
  • 学会等名: 国際開発学会第26回全国大会
  • 発表場所: 新潟大学
  • 年月日: 2015-12-28 – 2015-12-29
• [学会発表] イランにおけるアフガニスタン難民の教育と将来決定―難民女性の葛藤をめぐる語りから (2015)
  • 著者名/発表者名: 朝隈芽生・山本香
  • 学会等名: 第47回アジア教育研究会
  • 発表場所: 大阪大学
  • 年月日: 2015-12-21
• [学会発表] The Notion of Muslimness and its Propagation through Education: Qawmi Madrasas in South Asia (2015)
  • 著者名/発表者名: Tatsuya KUSAKABE
  • 学会等名: International Conference of Bengal Studies (ICBS)
  • 発表場所: Tokyo University of Foreign Affairs, Japan
  • 年月日: 2015-12-13
  • 国際学会
• [学会発表] ケニア・ナイロビのスラムにおける無認可私立校の役割―自立的な学校経営を支える関係者の連帯― (2015)
  • 著者名/発表者名: 澤村信英・山本香・川口純
  • 学会等名: 国際開発学会第26回全国大会
  • 発表場所: 新潟大学
  • 年月日: 2015-11-28 – 2015-11-29
• [学会発表] 学力が向上している中等学校の取り組み―ケニアのメル県を事例に― (2015)
  • 著者名/発表者名: 大塲麻代
  • 学会等名: 国際開発学会第26回全国大会
  • 発表場所: 新潟大学
  • 年月日: 2015-11-28 – 2015-11-29
• [学会発表] イランにおけるアフガニスタン難民の社会的排除と包摂の諸相―難民が主体的に運営する学校に着目して (2015)
  • 著者名/発表者名: 朝隈芽生
  • 学会等名: 国際開発学会第26回全国大会
  • 発表場所: 新潟大学
  • 年月日: 2015-11-28 – 2015-11-29
• [学会発表] ケニア・ナイロビにおける無認可私立校の役割―スラムの生活者がつくる教育機会― (2015)
  • 著者名/発表者名: 澤村信英・山本香
  • 学会等名: 第16回アフリカ教育研究フォーラム
  • 発表場所: 東京大学
  • 年月日: 2015-10-09 – 2015-10-10
• [学会発表] 途上国におけるインクルーシブ教育の可能性と課題 (2015)
  • 著者名/発表者名: 川口純
  • 学会等名: 第16回アフリカ教育研究フォーラム
  • 発表場所: 東京大学
  • 年月日: 2015-10-09 – 2015-10-10
• [学会発表] ケニア農村部における学校教育の普及が家族にもたらす影響―就学継続の選択に着目して― (2015)
  • 著者名/発表者名: 小川未空
  • 学会等名: 第16回アフリカ教育研究フォーラム
  • 発表場所: 東京大学
  • 年月日: 2015-10-09 – 2015-10-10
• [学会発表] How and Why Do Syrian Refugees Maintain Their Schools in Turkey? Understanding the particular role of schooling under conflict (2015)
  • 著者名/発表者名: Kaoru YAMAMOTO
  • 学会等名: UKFIET Education and Development Forum 13th Conferece
  • 発表場所: Oxford University, UK
  • 年月日: 2015-09-15 – 2015-09-17
  • 国際学会
• [学会発表] イランにおけるアフガニスタン難民の社会的排除と包摂－難民が主体的に運営する学校を基点に (2015)
  • 著者名/発表者名: 朝隈芽生
  • 学会等名: 第46回アジア教育研究会
  • 発表場所: 神戸大学
  • 年月日: 2015-07-24
• [学会発表] 都市難民による自主的学校運営の諸相―トルコのシリア人とイランのアフガニスタン人の事例― (2015)
  • 著者名/発表者名: 山本香・朝隈芽生・澤村信英
  • 学会等名: 2015年国際教育研究フォーラム夏季例会
  • 発表場所: 京都女子大学
  • 年月日: 2015-06-27
• [学会発表] What motivates secondary schooling in Kenya? A case study in Busia County (2015)
  • 著者名/発表者名: Miku OGAWA
  • 学会等名: International Council on Education for Teaching (ICET) 59th World Assembly
  • 発表場所: Naruto University of Education, Japan
  • 年月日: 2015-06-19 – 2015-06-22
  • 国際学会
• [学会発表] Dropping out of primary school in the slums of Nairobi in Kenya: Exploring the processes and the reasons (2015)
  • 著者名/発表者名: Asayo OHBA
  • 学会等名: International Council on Education for Teaching (ICET) 59th World Assembly
  • 発表場所: Naruto University of Education, Japan
  • 年月日: 2015-06-19 – 2015-06-22
  • 国際学会
• [学会発表] The long-term impact of primary schooling on the lives of Maasai women in Kenya (2015)
  • 著者名/発表者名: Nobuhide SAWAMURA
  • 学会等名: International Council on Education for Teaching (ICET) 59th World Assembly
  • 発表場所: Naruto University of Education, Japan
  • 年月日: 2015-06-19 – 2015-06-22
  • 国際学会
• [学会発表] Schooling of orphans and their lives in Malawi: A case of secondary education (2015)
  • 著者名/発表者名: Hikaru KUSAKABE
  • 学会等名: International Council on Education for Teaching (ICET) 59th World Assembly
  • 発表場所: Naruto University of Education, Japan
  • 年月日: 2015-06-19 – 2015-06-22
  • 国際学会
• [学会発表] Conflict-affected choldren and the roles of schooling: A case study of Syrian-managed schools in Turkey (2015)
  • 著者名/発表者名: Kaoru YAMAMOTO
  • 学会等名: International Council on Education for Teaching (ICET) 59th World Assembly
  • 発表場所: Naruto University of Education, Japan
  • 年月日: 2015-06-19 – 2015-06-22
  • 国際学会
• [学会発表] Poverty and education in rural Bangladesh (2015)
  • 著者名/発表者名: Tatsuya KUSAKABE
  • 学会等名: International Council on Education for Teaching (ICET) 59th World Assembly
  • 発表場所: Naruto University of Education, Japan
  • 年月日: 2015-06-19 – 2015-06-22
  • 国際学会
• [学会発表] Educational disparity in Lao PDR (2015)
  • 著者名/発表者名: Miki INUI
  • 学会等名: International Council on Education for Teaching (ICET) 59th World Assembly
  • 発表場所: Naruto University of Education, Japan
  • 年月日: 2015-06-19 – 2015-06-22
  • 国際学会
• [学会発表] Policy and practice of private schools in India: The impact of the Right to Education Act (2009) on educational disparities (2015)
  • 著者名/発表者名: Yuki OHARA
  • 学会等名: International Council on Education for Teaching (ICET) 59th World Assembly
  • 発表場所: Naruto University of Education, Japan
  • 年月日: 2015-06-19 – 2015-06-22
  • 国際学会
• [学会発表] The conformity of an international education policy agenda at local level: A case study of inclusive education Policy in Malawi (2015)
  • 著者名/発表者名: Jun KAWAGUCHI and Kazuo KURODA
  • 学会等名: International Council on Education for Teaching (ICET) 59th World Assembly
  • 発表場所: Naruto University of Education, Japan
  • 年月日: 2015-06-19 – 2015-06-22
  • 国際学会
• [学会発表] ケニア共和国キベラ・スラムに暮らす子どもの就学―公教育を支える無認可学校の実態― (2015)
  • 著者名/発表者名: 澤村信英・山本香
  • 学会等名: 日本比較教育学会第51回大会
  • 発表場所: 宇都宮大学
  • 年月日: 2015-06-12 – 2015-06-14
• [学会発表] ラオスにおける教育アクセスの経年的動向－民族間格差・地域格差に着目して (2015)
  • 著者名/発表者名: 乾美紀
  • 学会等名: 日本比較教育学会第51回大会
  • 発表場所: 宇都宮大学
  • 年月日: 2015-06-12 – 2015-06-14
• [学会発表] 小学校中途退学の課題―ケニアの首都インフォーマル地域での追跡調査より― (2015)
  • 著者名/発表者名: 大塲麻代
  • 学会等名: 日本比較教育学会第51回大会
  • 発表場所: 宇都宮大学
  • 年月日: 2015-06-12 – 2015-06-14
• [学会発表] 現代南アジアにおける低所得・貧困層の人々と教育－バングラデシュ農村住民、教育への彷徨 (2015)
  • 著者名/発表者名: 日下部達哉
  • 学会等名: 日本比較教育学会第51回大会
  • 発表場所: 宇都宮大学
  • 年月日: 2015-06-12 – 2015-06-14
• [学会発表] マラウイの中等学校における孤児就学の実態と意味－生徒、教師へのインタビューを中心として－ (2015)
  • 著者名/発表者名: 日下部光
  • 学会等名: 日本比較教育学会第51回大会
  • 発表場所: 宇都宮大学
  • 年月日: 2015-06-12 – 2015-06-14
• [学会発表] 紛争下におけるシリア人生徒の就学の意味―トルコで暮らす難民が運営売る学校を事例に― (2015)
  • 著者名/発表者名: 山本香
  • 学会等名: 日本比較教育学会第51回大会
  • 発表場所: 宇都宮大学
  • 年月日: 2015-06-12 – 2015-06-14
• [学会発表] ケニアにおいて中等学校に就学する意味―生徒、保護者、地域住民の視点から― (2015)
  • 著者名/発表者名: 小川未空
  • 学会等名: 日本比較教育学会第51回大会
  • 発表場所: 宇都宮大学
  • 年月日: 2015-06-12 – 2015-06-14
• [学会発表] ケニア共和国キベラ・スラムにおける教育施設の運営実態―ノンフォーマル学校の事例を中心として― (2015)
  • 著者名/発表者名: 澤村信英・山本香
  • 学会等名: 日本アフリカ学会第52回学術大会
  • 発表場所: 犬山国際観光センター
  • 年月日: 2015-05-23 – 2015-05-24
• [学会発表] ケニアの地域間比較からみる初等教育修了の課題 (2015)
  • 著者名/発表者名: 大塲麻代
  • 学会等名: 日本アフリカ学会第52回学術大会
  • 発表場所: 犬山国際観光センター
  • 年月日: 2015-05-23 – 2015-05-24
• [学会発表] 初等教育修了の課題と展望－ケニアを事例に－ (2015)
  • 著者名/発表者名: 大塲麻代
  • 学会等名: 第15回アフリカ教育研究フォーラム
  • 発表場所: 広島大学
  • 年月日: 2015-04-10 – 2015-04-11
• [学会発表] ケニアにおけるソマリア難民の第三国定住について（２）―難民家族へのインタビューから― (2015)
  • 著者名/発表者名: 内海成治
  • 学会等名: 第15回アフリカ教育研究フォーラム
  • 発表場所: 広島大学
  • 年月日: 2015-04-10 – 2015-04-11
• [学会発表] 住民主導の障害児教育の実態と展望－ケニアとマラウイの比較研究から (2015)
  • 著者名/発表者名: 川口純
  • 学会等名: 第15回アフリカ教育研究フォーラム
  • 発表場所: 広島大学
  • 年月日: 2015-04-10 – 2015-04-11
• [学会発表] マラウイの中等学校における孤児の就学を支える取組み－奨学金プログラムに着目して－ (2015)
  • 著者名/発表者名: 日下部光
  • 学会等名: 第15回アフリカ教育研究フォーラム
  • 発表場所: 広島大学
  • 年月日: 2015-04-10 – 2015-04-11
• [学会発表] スラムにおける学校運営の現状と役割―ケニア共和国キベラの教師、生徒、保護者が持つ生活者としての視点から― (2015)
  • 著者名/発表者名: 山本香
  • 学会等名: 第15回アフリカ教育研究フォーラム
  • 発表場所: 広島大学
  • 年月日: 2015-04-10 – 2015-04-11
• [学会発表] How Do Adolescents Decide to Continue/Discontinue Secondary Education in Kenya? From Their Perspective on Schooling (2015)
  • 著者名/発表者名: Miku OGAWA
  • 学会等名: The 15th Africa Educational Research Forum
  • 発表場所: 広島大学
  • 年月日: 2015-04-10 – 2015-04-11
• [学会発表] 長期化する難民状態にある人々と「居場所」の創出―イランにおけるアフガニスタン難民による学校運営を事例として― (2015)
  • 著者名/発表者名: 朝隈芽生
  • 学会等名: 第15回アフリカ教育研究フォーラム
  • 発表場所: 広島大学
  • 年月日: 2015-04-10 – 2015-04-11
• [図書] 新版 国際協力論を学ぶ人のために (2016)
  • 著者名/発表者名: 内海成治編（内海成治、中村安秀、澤村信英分担執筆）
  • 総ページ数: 337
  • 出版者: 世界思想社
• [図書] 共生学が創る世界 (2016)
  • 著者名/発表者名: 河森正人・栗本英世・志水宏吉（中村安秀、澤村信英分担執筆）
  • 総ページ数: 289
  • 出版者: 大阪大学出版会
• [図書] 多文化社会に応える地球市民教育 (2016)
  • 著者名/発表者名: 村田翼夫編（内海成治分担執筆）
  • 総ページ数: 344
  • 出版者: ミネルヴァ書房
• [図書] 『学校化」に向かう南アジア―教育と社会変容 (2016)
  • 著者名/発表者名: 押川文子・南出和余編（日下部達哉分担執筆）
  • 総ページ数: 399
  • 出版者: 昭和堂
• [図書] Cultural Diversity and International Education (Lecture Notes Series) (2015)
  • 著者名/発表者名: Miki Inui （乾美紀）
  • 総ページ数: 78
  • 出版者: Union Press
• [図書] Sense Publishers (2015)
  • 著者名/発表者名: Keiichi Ogawa and Mikiko Nishimura (Eds.) （澤村信英分担執筆）
  • 総ページ数: 245
  • 出版者: Comparative Analysis on Universal Primary Education Policy and Practice in Sub-Saharan Africa: The Cases of Ghana, Kenya, Malawi and Uganda