本研究は、高臨場感動画像通信・放送サービス実現のコアとなる、超高精細動画像向けHEVC圧縮システムの低コスト化を可能とする技術を創出する事を目標に取り組んできた。3年間の活動を通じて、HEVCさらには、その拡張標準であるSHVC、SSCに対し、多様なハードウェア向きアルゴリズム、およびその低演算量化の成果を発信した。また、映像機器、放送・通信関連企業とも積極的に交流を深め、高精細映像システムをソリューションビジネスに生かす応用面での検討として、スポーツ解析技術、監視カメラなど幅広い取り組みも行った。
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