研究課題
基盤研究(B)
本研究では,比較的単純な機能の素子からなる小規模な回路を格子状に配置したセル型回路を用いて画像処理あるいは画像認識を行うための方法を開発した.本方式では,最適化法の一種である進化計算法を用いて,目的に合うセル型回路を自動的に構築している.この方式を,超解像処理や画像の領域分割,領域毎の意味付けを行うセマンティックセグメンテーションなどに適用し,その有効性を確認した.本方式には,小規模な回路の構造を決定するだけで様々な処理を実現することができるという大きな利点があり,実用的である.
進化計算法