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2016 年度 研究成果報告書

放射線による小核形成を起源とする染色体不安定化メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26281024
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 放射線・化学物質影響科学
研究機関大阪府立大学

研究代表者

児玉 靖司  大阪府立大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (00195744)

研究分担者 杉本 憲治  大阪府立大学, 生命環境科学研究科(系), 教授 (40196746)
連携研究者 白石 一乗  大阪府立大学, 大学院理学系研究科, 助教 (40347513)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード染色体不安定化 / 放射線 / 小核形成 / ライブセルイメージング / DNA2本鎖切断
研究成果の概要

本研究は放射線誘発染色体不安定化に染色体分配異常に起因する小核が関与するというモデルを検証した。そのために、ライブセルイメージングを用いてX線誘発小核形成とその後の運命を細胞系譜解析により調べた。その結果、放射線により染色体分配異常に起因する染色体由来小核の生成が促進されることがわかった。また、染色体由来小核には、主核のDNA合成期にDNA2本鎖切断が蓄積し、一部の小核は次の分裂期に主核に再取り込みされることがわかった。さらに、放射線被ばくした染色体由来小核にはDNA2本鎖切断が誘発され、その小核が主核に取り込まれることにより、複雑な染色体再構成が生じる可能性があることが明らかになった。

自由記述の分野

放射線生物学

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公開日: 2018-03-22  

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