研究課題
基盤研究(B)
胎仔期PM2.5曝露による出生仔の雄性生殖系への影響と気管支ぜん息増悪作用について調べた結果、越境飛来したPM2.5が、雄性生殖機能を低下させ、気管支ぜん息症状を増悪することが明らかになった。しかし、日本で発生したPM2.5ではこのような影響が認められなかった。さらにPM2.5の付着構成成分である、LPSの胎仔期曝露では雄性生殖機能の低下や気管支ぜん息症状の増悪作用が認められなかったことから、PM2.5のその他の構成成分が寄与因子であることがわかった。
環境影響評価