研究課題
基盤研究(B)
eラーニングのオンラインテストの中の,近年利用が増加してきた数式自動採点システムのさらなる普及と,そのシステムに蓄積されたデータを元にした学生の,知識獲得のモデル構築を目的として研究を行った。まず,数式自動採点システムのさらなる普及のために,従来から指摘されてきた数式入力の改善を行った。具体的には,スマートフォンなどのデバイスでも数式入力を容易に行うことのできる,フリック入力方式を応用した数式入力インターフェースを開発した。また,知識獲得のモデル構築としては,オンラインテストで得られた解答データを元にして,学生の理解度をベイジアンネットワークを活用して推論を行う仕組みを提案した。
eラーニング