研究課題/領域番号 |
26282038
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
中城 満 高知大学, 人文社会・教育科学系, 講師 (80610956)
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連携研究者 |
大辻 永 茨城大学, 准教授 (20272099)
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研究協力者 |
川崎 謙 高知大学, 名誉教授
楠瀬 弘哲 高知市立鴨田小学校, 指導教諭
斉藤 竜夫 いの町立伊野小学校, 教諭
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 問題解決学習 / 結果と結論 / 科学的思考 / 西洋的自然観 / 日本的自然観 |
研究成果の概要 |
本研究は,小学校理科教師の発話において名辞の使用における「個別」と「普遍」の区別を自覚的に行い、同様の区別を児童に行わせるための指導法を開発することが目的である。科学的命題とは、全称命題として「普遍」に関わるものであるから、この区別は科学的思考の基盤である。教師の自覚的区別に対する実態調査を通して,「個別」と「普遍」の使い分けが厳密に行われていない実態が浮き彫りとなった。これを克服するためには、まず教師はこの使い分けの必要性を科学的思考の文脈において理解する必要がある。この理解は、個々に得られた実験や観察の結果から、児童自身がそれらの共通点を抽出するための支援となるはずである。
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自由記述の分野 |
初等理科教育
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