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2016 年度 実績報告書

外国語教育におけるオープン教材を活用した協調的反転学習環境の構築と評価

研究課題

研究課題/領域番号 26282056
研究機関熊本大学

研究代表者

安浪 誠祐  熊本大学, 大学院先端科学研究部, 准教授 (00290833)

研究分担者 合田 美子  熊本大学, 社会文化科学研究科, 准教授 (00433706)
山田 政寛  九州大学, 基幹教育院, 准教授 (10466831)
松河 秀哉  東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 講師 (50379111)
畑 耕治郎  大手前大学, 現代社会学部, 教授 (50460986)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード教育工学 / 英語教育 / 授業外学習 / オープン教育資源 / 反転授業 / 協調学習 / ジグソー法
研究実績の概要

本研究では, Learning Ownership と社会共有調整学習理論に基づいた, インターネット上のオープン教育資源を活用したジグソー法反転授業支援システムの開発と評価を行うことを目的としている. 本研究の背景には, 近年, 外国語学習において, 授業外における言語接触機会を増加させる必要性が主張され,情報通信技術が利用されているが, 実質的な外国語学習に結びついていないケースが多い. そこで, 教育の諸理論に基づいた授業内と授業外をつなげる総合的な学修環境のデザインが求められており, そのアプローチとして反転授業(Flipped Classroom)が期待されている. しかし, 効果的・効率的な学習のためには, 事前学習など学習段階において適切な支援が必要である. 本研究の意義として, ジグソー法反転学習支援システムを開発・運用することで, 効果的な反転授業支援が可能となる.
平成28年度の目標は, 研究プロジェクト第1期(平成23年~平成25年)と今期の研究調査を踏まえ開発したシステムの実践的評価及び成果のオープン化に取り組むことであった. 実践的評価では, 実験的評価で用いた項目に加え, 協調学習の効果について量と質の両面から評価を行った. 検証の結果, 期待される成果として挙げられた, システムによりExpert Group形成の負荷軽減, 外国語学習のために必要な学生間のインタラクションの質を向上させる可能性だけでなく, 学習者の英語学習不安が減少し学習への意欲が上がることが示唆された. また, システムのオープン化の取り組みでは, 外国語教育研究者だけではなく, 情報の教員にも活用してもらった. システムはMoodleのモジュールとして開発したため, 広く活用してもらえるように一般公開の準備を進めている.

現在までの達成度 (段落)

28年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

28年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額が生じた理由

28年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額の使用計画

28年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2017 2016

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] Effects of Flipped Jigsaw Collaborative Learning on English as a Foreign Language Learning Anxiety2017

    • 著者名/発表者名
      Goda, Y., Yamada, M., Hata, K., Matsukawa, H., & Yasunami, S.
    • 雑誌名

      Emerging Technologies for Education: First International Symposium, SETE 2016, Springer Lecture Note for Computer Science

      巻: 10108 ページ: 654-664

    • DOI

      10.1007/978-3-319-52836-6_69

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] Flip-J: Development of the system for flipped jigsaw supported language learning2016

    • 著者名/発表者名
      Yamada,M., Goda, Y., Matsukawa, H., Hata, K. and Yasunami, S.
    • 雑誌名

      CALL communities and culture - Short papers from EUROCALL 2016

      巻: n/a ページ: 490-495

    • DOI

      10.14705/rpnet.2016.eurocall2016.612

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] Developing Online Learning Materials for Science Faculties to Facilitate English Learning Online/F2F2016

    • 著者名/発表者名
      Yasunami, Seisuke
    • 学会等名
      The Third Myanmar-Japan International Symposium
    • 発表場所
      Pathein University, Pathein, Myanmar
    • 年月日
      2016-12-04
    • 国際学会
  • [学会発表] 知識構成型ジグソー法を取り入れた反転授業支援システムの開発2016

    • 著者名/発表者名
      畑耕治郎,山田政寛,合田美子,松河秀哉,安浪誠祐
    • 学会等名
      日本教育工学会第32回全国大会
    • 発表場所
      大阪大学豊中キャンパス(大阪府豊中市)
    • 年月日
      2016-09-18

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公開日: 2018-01-16  

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