研究課題/領域番号 |
26282120
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 徳島大学 (2015-2016) 大阪大学 (2014) |
研究代表者 |
松本 健志 徳島大学, 大学院理工学研究部, 教授 (30249560)
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研究分担者 |
百武 徹 横浜国立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20335582)
福島 修一郎 大阪大学, 基礎工学研究科, 助教 (40362644)
宮崎 浩 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (00263228)
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連携研究者 |
福島 敬 筑波大学, 大学院人間総合科学研究科, 准教授 (30323299)
上杉 健太朗 高輝度光科学研究センター, 放射光研究所, 副主幹研究員 (80344399)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | がん骨破壊 / 血管新生 / 微振動刺激 / 放射光CT |
研究成果の概要 |
骨アナボリック作用を持つ全身性の微振動刺激(WBV)には,ガン骨破壊の抑制効果が期待できるが,血管新生誘導を介した腫瘍の悪性化の懸念もある.本研究では,ガン骨破壊におけるWBVの効果および血管新生の関与について検討した.乳ガン細胞を脛骨に接種したマウスにWBV(90Hz, 0.3g, 20 min/day)を与え,放射光CTによって骨破壊の進行を観察した.接種後28日には,対照に比較して骨吸収は亢進し,血管新生の促進も認められた.また,骨マーカー測定からも,WBVによる骨吸収亢進が認められた.WBVはガン骨破壊を憎悪する結果となったが,振動条件を変えてWBVの効果を検証することも必要である.
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自由記述の分野 |
生体医工学
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