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2016 年度 研究成果報告書

心臓のマクロ機能と遺伝子発現連関のための情報制御:酸素環境応答のフィジオーム解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26282127
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 生体医工学・生体材料学
研究機関川崎医科大学

研究代表者

毛利 聡  川崎医科大学, 医学部, 教授 (00294413)

研究分担者 片野坂 友紀  岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (60432639)
橋本 謙  川崎医科大学, 医学部, 講師 (80341080)
氏原 嘉洋  川崎医科大学, 医学部, 助教 (80610021)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード細胞分裂 / 胎児酸素環境 / 心筋細胞 / 胎児循環 / 分裂促進因子 / 心筋肥大 / 後期促進複合体
研究成果の概要

心筋細胞が分裂を止める仕組みやエネルギー消費調節の解明は循環器医療に重要である。本研究では、出生時の酸素環境変化が心筋細胞分裂を停止する仕組み、そして一生を通じた甲状腺ホルモンによる心機能とエネルギー消費の調節機構を検討した。出生時の酸素濃度上昇は心筋細胞の核にあるFam64a分子が急激に消失させた。Fam64a発現低下は細胞分裂を抑制し、増加では亢進した。遺伝子変異による非分解Fam64a実験では、心筋細胞分裂における後期促進複合体APC/Cによる分解の必要性が示された。甲状腺機能亢進症モデル実験では、Ca輸送体NCX1およびSERCA2の発現調節によるエネルギー消費抑制的な調節が示された。

自由記述の分野

生体医工学

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公開日: 2018-03-22  

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