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2017 年度 実績報告書

21世紀型能力を踏まえた体育の学力概念の検討

研究課題

研究課題/領域番号 26282170
研究機関日本体育大学

研究代表者

岡出 美則  日本体育大学, スポーツ文化学部, 教授 (60169125)

研究分担者 白旗 和也  日本体育大学, 体育学部, 教授 (20515184)
細越 淳二  国士舘大学, 文学部, 教授 (70365526)
大友 智  立命館大学, スポーツ健康科学部, 教授 (90243740)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード21世紀型能力 / 体育 / 学力
研究実績の概要

体育の学力をめぐる国際的な論議について検討する課題1に関しては、ECCSおいて保健と体育の関係論という観点から協同研究の成果を発表した。具体的には、ヨーロッパにおける体育と保健の多様な関係の実態把握とオーストラリアにおける保健の教師教育の実態を関連させ、体育の学力概念が保健との関係で多様に構築される可能性があることを紹介した。
体育の学力の実態を明らかにする課題2に関しては、打者一巡制と時間制の比較を通してベースボール型ゲームにおける打撃の学習機会保証の可能性について検討した。その結果、打者一巡性ではゲーム内での個人の打席数が固定されるため、ゲーム以外の時間を有効に活用することが必要になることが確認された。逆に、時間制の場合にはゲーム中の個人の打席数を増加させる可能性が示唆された。他方で、増加する打席数が個人に偏る可能性が確認された。特に、技能的に下位の生徒の打席数が保障されにくいことが問題点として示唆された。そのため、社会的な領域における学習を意図的に設定し、学習機会を均等化していくことの意義についての合意形成が重要になることが示唆された。
また、小学校4年生のフラッグフットボールの授業で得られたゲームパフォーマンスの分析方法の開発を試みた。特に、ゲームパフォーマンスの個々の要素の記述の仕方が分析結果に大きな影響を及ぼすことがその理由である。その結果、ゲームパフォーマンスを評価するタイミングを決定すること、ゲームのルールと連動させた評価法の改善が求められることが示唆された。

現在までの達成度 (段落)

29年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

29年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額が生じた理由

29年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額の使用計画

29年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2017 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)

  • [国際共同研究] The University of Queensland/University of Liege(Australia, Belgium)

    • 国名
      Australia, Belgium
    • 外国機関名
      The University of Queensland/University of Liege
  • [雑誌論文] 体育授業における性差及び運動領域からみた運動有能感の検討:小学校3年生児童を対象として2017

    • 著者名/発表者名
      吉井健人、大友智、深田直宏、梅垣明美、南島永衣子、上田憲嗣、友草司、宮尾夏姫
    • 雑誌名

      立命館教職教育研究

      巻: 4 ページ: 43-49

    • 査読あり
  • [学会発表] How to integrate Pedagogy of Health and Phsyical Education for School Subject.2017

    • 著者名/発表者名
      Yoshinori Okade
    • 学会等名
      22nd Annual Congress of the European College of Sport Science
    • 国際学会 / 招待講演

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公開日: 2018-12-17  

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