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2016 年度 研究成果報告書

骨格筋のミトコンドリア呼吸活性を修飾する酸素輸送担体の新たな分子相互作用

研究課題

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研究課題/領域番号 26282183
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 スポーツ科学
研究機関金沢大学

研究代表者

増田 和実  金沢大学, 人間科学系, 教授 (50323283)

連携研究者 高倉 久志  同志社大学, スポーツ健康科学部, 助教 (20631914)
岩中 伸壮  立命館大学, グローバルイノベーション研究機構, 研究員 (80584002)
橋本 健志  立命館大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (70511608)
早野 俊哉  立命館大学, 生命科学部, 教授 (90332303)
加藤 将夫  金沢大学, 薬学系, 教授 (30251440)
花井 淑晃  名古屋工業大学, 工学研究科, 准教授 (50360730)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード筋細胞 / 代謝 / ミトコンドリア / ミオグロビン / 運動
研究成果の概要

本研究では筋細胞に特異的に存在するミオグロビン(Mb)がミトコンドリア(Mit)に及ぼす相互作用について、生理学・細胞生物学的解析を実施した。Mb発現ベクターを導入した筋芽細胞では、Mit呼吸活性や呼吸鎖複合体IVの酵素活性が上昇した。また、siRNAによってMb発現を抑制した細胞では、過剰発現細胞で生じた表現型が消去された。また、段階遠心法によってMitの分画を行いMbの検出を行った。その結果、Mbは膜間腔に検出された。本研究の結果は、細胞質内の酸素貯蔵役と考えられてきたMbに対して、その一部がMit内部に存在し、呼吸機能に影響を与えているとする新たな可能性を示唆するものである。

自由記述の分野

運動生理学・生化学

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公開日: 2018-03-22  

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