• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2018 年度 研究成果報告書

炭素磁気共鳴分光法を活用した筋グリコーゲン枯渇運動モデルの構築と応用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26282187
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 スポーツ科学
研究機関独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター

研究代表者

高橋 英幸  独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 主任研究員 (00292540)

研究分担者 亀井 明子  独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツメディカルセンター, 先任研究員 (10276636)
大澤 拓也  日本女子体育大学, 体育学部, 准教授 (70613496)
塩瀬 圭佑  福岡大学, スポーツ科学部, 助教 (70708106)
岩山 海渡  天理大学, 体育学部, 講師 (30781249)
川原 貴  独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, メディカルセンター, 主任研究員 (60169753)
研究協力者 丸山 克也  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
キーワード筋グリコーゲン / 骨格筋 / 磁気共鳴分光法 / 短時間・高強度運動 / 持久性運動 / 競技者
研究成果の概要

炭素磁気共鳴分光法による非侵襲的な筋グリコーゲン(Gly)測定法を用いて、異なる運動条件(運動強度、持続時間)により筋Gly減少率がどのように変化するのかを明らかにして、特定の筋Gly枯渇レベルを作り出すモデルを構築した。次に、運動特性の異なる競技種目の競技者を対象として、実際の練習時や試合時の筋Glyの測定を経時的に行い、運動による筋Gly減少と回復の競技種目特異性に関する基礎的知見を得た。さらに、筋の有酸素性能力が高い者ほど筋Gly回復速度が速い傾向を示すことが示された。これらの知見は、筋Gly代謝に関する将来の研究、競技者の効果的な栄養摂取戦略立案のために役立つことが期待できる。

自由記述の分野

運動生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で明らかにした、特定の運動条件と筋Gly減少の程度の間の関係は、特定の筋Glyレベルを作り出すことのできる運動モデルの構築に繋がり、そのモデルは、筋Gly枯渇と運動パフォーマンスとの関係や筋Gly回復動態メカニズムの解明、そして、より速い筋Gly回復方策創出のために必要となる学術的研究において有用になると考えられる。さらに、実際の競技者を対象とした筋Gly動態に関する知見は、特定の競技種目の競技者、あるいは、異なる能力を有する個人のための効果的な筋Gly回復戦略を立案する上で大きく貢献すると期待できる。

URL: 

公開日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi