研究課題
基盤研究(B)
本研究は日本におけるドゥルーズおよびドゥルーズ=ガタリ研究の国際化を目指すため、とりわけ2014年度に大阪大学でおこなわれたDeleuze inAsia Conferenceの開催およびそれにつづくドゥルーズ関係の各種国際シンポジウムヘの参加やその設定、これによる日本の哲学者の国際的連携の強化促進を目雑誌手おこなわれた。その成果は『ドゥルーズの21世紀』河出書房新社などにおいて公開しておいた。また若手の研究者の国際発表の促進など多くの成果を残したと考えられる。
哲学
本研究は、日本語あるいはフランス語での発表にとどまりがちであった現代フランス思想研究を、とりわけ英語そのほかにおいて、国際学会および論文投稿において国際化することを促進し、あわせて若手の研究者に海外連携の機会を与えることを主眼とするものであった。本研究を通じてフランスや英米圏のみならず、アジア諸国やブラジルなど南米圏にもおよぶ、フランス哲学研究のネットワークが形成された。本研究はより広く今後の研究の、欧米圏に限定されない展開を目指すものである。