研究課題
最終年度においては、コンテンポラリーダンスにおける即興とワークショップの実態調査を、他の分野におけるそれとの比較分析をもふくめておこなうため、コンテンポラリーダンスの代表的振付家であるウィリアム・フォーサイスのダンサーであった島地保武とアマンシオ・ゴンザレスを招いて五日間にわたるワークショップ、タマシュ・モリッチによる一日のワークショップを実際に行ったほか、おなじくコンテンポラリーダンスの代表的振付家であるピナ・バウシュのダンサーである瀬山亜津咲とファビアン・プリオヴィル、フィリップ・ドゥクフレの助手であるエリック・マルタンによる講演会、また、以上各人のほか、KENTARO!!、伊藤キム、鈴木ユキオ、日本舞踊の代表者花柳基、また、実際にワークショップを数多、運営している伊藤孝夫・直子氏にヒアリングを、モンゴル舞踊の実態について木村理子氏、さらに、現在の美学との関係を探るため、広島大学の青木孝夫氏にリチャード・シュスターマンの現在の方向性について講演をおこなってもらった。また、月一回の定例研究会を設定し、研究代表者・分担者が90分以上の発表をおこなったほか、民俗学の橋本裕之氏など、諸分野の研究者に、技法習得公演実態などについての研究発表を依頼し、本研究課題との比較対象とした。以上の、また、各分担者が個別に進めた調査の結果については、2月にシンポジウムを行って成果を口頭発表した。調査の全体、また、文献調査を含む研究の成果については、現在、各自の論文を含む調査報告書を作成準備中である。
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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『専修人文論集』
巻: 100 ページ: 138-160
大東文化大学紀要
巻: 第55号 ページ: 25-49
国際演劇年鑑2017 世界の舞台芸術を知る
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専修人文論集
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『人文科学年報』
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『環境と健康』
巻: 118 ページ: 432-436
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