研究課題/領域番号 |
26284025
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
益田 朋幸 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (70257236)
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研究分担者 |
浅野 和生 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (80167890)
伊藤 怜 早稲田大学, 文学学術院, 助手 (90647843)
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研究協力者 |
武田 一文 早稲田大学, 文学学術院, 助手
菅原 裕文 金沢大学, 歴史言語文化学系, 准教授
辻 絵理子 共立女子大学, 聖心女子大学, 非常勤講師
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | ビザンティン美術 / 中世ロシア美術 / 聖堂装飾プログラム / キリスト教図像学 / 中世ジョージア美術 / イコン |
研究成果の概要 |
ロシア、ジョージアの中世壁画をもつ聖堂の現地調査を行い、聖堂装飾プログラムの分析を試みた。過去の調査で蓄積のあるバルカン半島(ギリシア、マケドニア、セルビア、コソヴォ、アルバニア)の諸聖堂のデータを比較し、バルカン半島が中世ロシア文化圏に与えた影響を具体的に分析した。 その結果、ロシアの装飾プログラムの特異性がいくつか浮かび上がり、またロシアがバルカンに与えたと想定できる事象も明らかになった。 バルカンの図像はテオファニス(フェオファン・グレク)やマヌイル・エウゲニコス経由で、ルブリョーフらによってロシアの地に定着し、ディオニーシの装飾プログラムにまで継承されてゆく。
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自由記述の分野 |
西洋美術史
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