研究課題/領域番号 |
26284036
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
大橋 毅彦 関西学院大学, 文学部, 教授 (60223921)
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研究分担者 |
榎本 泰子 中央大学, 文学部, 教授 (00282509)
趙 怡 東京工業大学, 外国語研究教育センター, 東工大特別研究員 (10746481)
関根 真保 立命館大学, 言語教育センター, 講師 (20708698)
井口 淳子 大阪音楽大学, 音楽学部, 教授 (50298783)
藤田 拓之 大阪産業大学, 人間環境学部, 准教授 (80572297)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 芸術諸学 / 上海租界文化 / 劇場芸術 / 1930年代 / 1940年代 / 多言語資料 |
研究実績の概要 |
平成28年8月26・27日の両日にわたり、中国上海にある上海社会科学院分部(上海国際社科創新基地)を会場として、上海社会科学院近代上海史創新型学科団体・日本蘭心大戯院研究会(=本研究チーム)・上海社会科学院歴史研究所主宰で開催された国際シンポジウム「文化空間与文化融合」に本研究チーム全員(6名)が参加、実りある学術交流を行った。 蘭心大戯院(ライシャム劇場)開設150周年に当たることも念頭に置いて展開された同シンポジウムには、ほぼ50名の日中を中心とする研究者が参加、初日午前の全体会(基調講演)の後、同日午後より翌日まで、上海の劇場芸術、娯楽文化、商業文化、出版メデ ィア、人々の移動と記憶といった視点から文化融合の問題を取り上げる分科会が組まれ、その後の全体討議をもって締め括られたが、本研究チームは代表者の大橋が「蘭心大戯院を貫く無数の力線とその行方」と題する基調講演を行ったのをはじめ、各自がそれぞれの問題関心に即しての報告を行った。それらの報告原稿はすべて予稿集としてシンポジウム当日配布された「論文集」(総ページ数427頁)に掲載されたが、シンポジウム終了後さらにそれらに加筆修正を加えた原稿執筆に向かい、10月下旬には全員その作業を完了した。これらの論考は、上海社会科学院世界中国学研究所副所長周武ならびに本研究チーム代表大橋毅彦の共編で、平成29年7月頃に「上海学」第6輯(特集形式)となって、上海で刊行される予定である。 本チームの共同研究は今年度が最後になるが、今後も上海の研究者との連携を図ることは大いに重要であるとの認識のもとに、平成29年3月に、今度は周武氏と上海社会科学院歴史研究所研究員の馬軍氏を招聘して、「上海研究の現状と未来」をめぐっての講演会を開催した。これも特筆すべき本年度の研究成果である。
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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次年度使用額が生じた理由 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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次年度使用額の使用計画 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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