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2018 年度 研究成果報告書

ドイツの文学・思想におけるトポスとしての「黙示録文化」―「終末」の終末は可能か―

研究課題

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研究課題/領域番号 26284048
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 ヨーロッパ文学
研究機関九州大学

研究代表者

小黒 康正  九州大学, 人文科学研究院, 教授 (10294852)

研究分担者 嶋田 洋一郎  九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (30206180)
福元 圭太  九州大学, 言語文化研究院, 教授 (30218953)
武田 利勝  九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (80367002)
研究協力者 ライヒャルト アンドレ  
東口 豊  
冨重 純子  
杵渕 博樹  
桐原 隆弘  
コンラート マルクス  
モンホフ ザシャ  
古澤 ゆう子  
坂本 貴志  
香田 芳樹  
クラヴィッター アルネ  
ブラウンガルト ボルフガング  
ホルン エーファ  
ヴィスキルヒェン ハンス  
フリート ヨハネス  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
キーワード第三の国 / 第三帝国 / フィオーレのヨアキム / 黙示録 / トーマス・マン / メレシコフスキー / カンディンスキー / ルードルフ・カスナー
研究成果の概要

本研究は、12世紀イタリアの修道院長フィオーレのヨアキムが近現代ドイツの文学や思想に与えた影響を「ネオ・ヨアキム主義」Neo-Joachimismus と名づけ、レッシング、ヘーゲル、イプセン、メレシコフスキー、カンディンスキー、ルードルフ・カスナー、トーマス・マン、メラー・ファン・デン・ブルックや第一次世界大戦時の日本における「第三の国」Das dritte Reich を明らかにした。

自由記述の分野

近現代ドイツの文学ならびに思想

研究成果の学術的意義や社会的意義

「第三帝国」という言葉はナチス・ドイツの別称として知られている。しかしながら、12世紀イタリアで生じた「三」の思想は、ナチスの語彙使用とは異なる意味で用いられ、ヨーロッパやロシア、それに日本に重大な影響を与えた。本研究では、第二次世界大戦期の「第三帝国」Das Dritte Reich と区別するために、それ以前の「第三のライヒ」をめぐる思想を「第三の国」Das dritte Reichと称し、特にイプセン、メレシコフスキー、カンディンスキー、カスナー、マン、日本における展開を明らかにした。

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公開日: 2020-03-30  

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