研究課題/領域番号 |
26284082
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研究機関 | 高千穂大学 |
研究代表者 |
寺内 一 高千穂大学, 商学部, 教授 (50307146)
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研究分担者 |
荒木 瑞夫 宮崎大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (20324220)
桐村 亮 立命館大学, 経済学部, 准教授 (40584090)
照井 雅子 近畿大学, 理工学部, 講師 (70610525)
内藤 永 北海学園大学, 経営学部, 教授 (80281898)
藤田 玲子 東海大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (90366930)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | グローバルビジネス / ジャンル / 自律学習 / 英語学習 / ビジネスパーソン / プラットフォーム / ESP / BELF |
研究実績の概要 |
研究初年度となる平成26年度は以下の3点を行った。 (1)本研究の先行研究となる「企業が求めるビジネスミーティング英語力」の調査結果を国内外の学会で成果報告をするとともに、平成27年5月に刊行予定の『ビジネスミーティング英語力』(朝日出版社)の執筆を行った。 (2)本研究の基本となるビジネスのジャンルに関連した先行研究の整理、Business English as a Lingua Franca (BELF)研究そのものの整理、ビジネスに関連した具体的な到達目標に関連した先行研究の整理をした。 (3)先行研究の「企業が求めるビジネスミーティング英語力」から得られた結果から、英語力向上のための具体的な方策の準備を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究初年度であるために、先行研究である「会議における英語力」の理解に時間を要したが、逆に、本を執筆することにより問題点が明らかになり、理解が大いに深まったといえる。当初予定していた「会議」というジャンルの先行研究の整理は概ね完了し、そのジャンルに基づいた自律英語学習の方向性(試案)が出せたことがその理由である。
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今後の研究の推進方策 |
今後は「会議」や「交渉」などのジャンルごとの自律英語学習の実験と検証を繰り返し行うことによりプラットフォーム作成に取り掛かれるようにする。そのためにも、一つ一つの検証結果を国内外の学会や学術誌などで発表していくことを推進方策とする。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究分担者の照り雅子氏は研究遂行において、その研究成果を平成26年8月に広島市立大学で行われた大学英語教育学会第53回(2014年度)国際大会において発表する予定であったが、怪我をしたため、参加を断念せざるを得なかったかr。 研究分担者の桐村亮氏は研究遂行において、その研究調査を香港市立大学で平成27年3月に行ったのであるが、本研究費を使用せずに香港に赴くことが可能になったため。
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次年度使用額の使用計画 |
研究分担者の照井雅子氏は平成27年9月にソウルで開催される韓国応用言語学会での成果発表に使用し、桐村亮氏は平成27年度の研究遂行のための国内調査旅費に充当する。
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